
X-Pro2をもっと快適に使いたい
FUJIFILMのレンジファインダースタイルカメラ「X-Pro2」。
発売から時間が経っているものの、独特のOVF(光学ファインダー)とEVF(電子ビューファインダー)の切替機構、クラシカルな操作性、堅牢なボディ構造によって今もなお多くの写真愛好家に支持されている名機です。
私も一生持っていようと思っているカメラの一つです。X-Pro4が出るようなら買い足しですね。
そして今回は私自身X-Pro2を長年愛用していますが、より快適に撮影を楽しむために**「ソフトリリースボタン」**を導入してみました。
今回は、実際に購入して取り付けた経験をもとに、メリット・デメリット、取り付けの注意点、他ユーザーの体験談まで含めて詳しく解説していきます。

本記事は、以下のキーワードを意識して構成しています:
- X-Pro2 ソフトリリースボタン
- 富士フイルム アクセサリー カスタマイズ
- ソフトリリースボタン メリット デメリット
- シャッターボタン カスタムレビュー
X-Pro2をさらに自分らしく使いたい方、ソフトリリースボタンの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

ソフトリリースボタンとは?
まず「ソフトリリースボタン」について簡単に解説します。
ソフトリリースボタンとは、カメラのシャッターボタンにネジ込み式で装着する小型のアクセサリーです。ボタンの直径が大きくなることで指の接触面が広がり、軽い力でシャッターを切れるようになるのが特徴。
FUJIFILM Xシリーズは多くの機種でこのネジ山が切られており、純正品はもちろん、サードパーティ製のデザイン豊富なソフトリリースボタンが数多く販売されています。
特にX-Pro2のように「クラシカルなシャッターボタン形状」を持つカメラとは相性が良く、デザイン性・操作性の両面でカスタマイズを楽しめるアイテムです。
今回購入した製品「VRB SRRIES Soft Release button」
今回導入したのは「VRB SRRIES Soft Release button」。Amazonで手に入りやすく、比較的リーズナブルな価格帯でありながらデザイン性も高い製品です。
特徴
- 材質:金属製(アルミ合金)
- カラー展開:ブラック、シルバー、レッドなど複数
- 表面仕上げ:マット加工で指が滑りにくい
- 価格帯:1,000円前後(時期によって変動)
特に私が選んだレッドは、X-Pro2のクラシカルな外観に対してワンポイントアクセントとなるようなオシャレな色味となっております。ちょっと深みのある赤色というのもいいgoodです。
値段は700円程でボタンが二つ。私は一つのカメラにしかつけませんので1つ売りで350円にして頂けると嬉しいです。笑
また買う時はそうなっていることを願っております。
箱の中身は、鍋型のボタンと皿型のボタンの2種類が入っており、今回取り付けるボタンは皿型のボタンにしました。↓これです。

取り付け方法と作業のコツ
取り付けは非常にシンプルです。
- カメラのシャッターボタンにあるネジ山を確認する
- ソフトリリースボタンをゆっくり回しながら取り付ける
- 指で軽く押して締まり具合を確認
- 緩すぎると撮影中に外れるため、適度な強さで締める
注意点
- 強く締めすぎるとシャッターユニットを傷める可能性がある
- 緩すぎると知らぬ間に外れて紛失しやすい
実際、以前使っていた赤いソフトリリースボタンは、撮影中に気づかぬうちに外れて紛失してしまいました。
特に持ち運びの際、カメラバッグの中で緩んでしまうこともあるため要注意です。
ソフトリリースボタンを付けて感じたメリット
実際に装着して数週間使用してみた感想をまとめます。
1. シャッターフィーリングの向上
指の当たる面積が広がり、軽い力でシャッターが切れるようになりました。とくに長時間スナップをしていても指が疲れにくい点は大きなメリットです。
2. 撮影の安定感
指の位置が一定になるため、シャッター半押しからのレリーズがスムーズ。ブレを抑えやすくなり、手ブレ対策において効果を実感しました。
3. カスタマイズの楽しみ
アクセサリーとしての見た目も大きなポイント。
カメラがより「自分の道具」として愛着を持てるようになります。
金色も合いそうだったな〜
デメリットとリスク
もちろん良い点だけではなく、デメリットも存在します。
- 外れやすい
装着が緩いと簡単に外れてしまい、気づかぬうちに紛失する可能性があります。 - シャッターユニットへの負荷
RedditやFacebookのユーザー報告によると、横からの衝撃や強い締め付けが原因でシャッターの反応不良や故障に繋がるケースがあるようです。
- Redditの投稿では「thread部分は対応している設計だが、無理な力が加わると不具合の原因になる」との声
- Facebookグループでは「横からの圧力によって内部故障が起きた」という体験談も報告
- 人によっては操作性が合わない
逆に「押しすぎてシャッターが切れやすい」と感じる人もおり、これは慣れや撮影スタイルに左右されます。

ねじ込み式となっており、一緒に入っていたゴムのパッキンを噛ませて取り付けます。
「取れるなよ」と念を込めながら回して完成です。取れないように接着剤で取り付けることも考えたのですが、もし仮にボタンが割れて破損してしまった時に交換できなくなると思い接着剤で固定することはやめました。危うく何も考えずやるところでした。みなさんもやらないほうがいいでしょう。
取り付けが完了しました。

どうでしょう。見た目がとてもかっこいいですよね。押し心地も最高です。

総評:X-Pro2ユーザーにおすすめできるか?
結論として、ソフトリリースボタンは「X-Pro2をさらに快適に、愛着深く使いたい人」には強くおすすめできるアクセサリーです。
ただし、以下の点には注意が必要です:
- 締めすぎない
- 横から強い力をかけない
- 外れやすいのでこまめに装着を確認する
私自身も以前は着けていたソフトリリースボタンを紛失しましたが、今回のVRB SRRIESは装着感がしっかりしており、今のところ快適に使用できています。
カメラを自分仕様にカスタマイズする楽しみは、写真体験をより豊かにしてくれます。
ソフトリリースボタンはその第一歩として、コストも手頃で導入しやすいアイテム。
X-Pro2を愛用している方やねじ込み式になっていてつけられるカメラを使っている方にはぜひ試していただきたいアクセサリーです。

まとめ
- ソフトリリースボタンはシャッターフィーリング向上・撮影の安定化・デザイン性に優れる
- 一方で、外れやすさ・故障リスクには注意が必要
- 海外ユーザーの報告も含めると「撮影時のみ装着」「予備を持つ」といった工夫が有効
- X-Pro2との相性は良好で、カメラをさらに愛着深く使える
「もっとX-Pro2を快適にしたい」「自分だけのカメラにカスタマイズしたい」という方にとって、ソフトリリースボタンは導入する価値のあるアクセサリーです。
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