どうもこんにちは。sakukameBlogのサクです。
今回は福島県から新潟県を結ぶJR只見線にて鉄道写真を撮影してきました。
会津桧原駅から徒歩20分ほど歩いた場所にある第一只見川橋梁という場所です。とある写真家がこの場所から撮影した写真をSNSにアップしたことで大バズりし瞬く間に有名な撮影スポットとなった場所ですね。
そんなインスタ映えスポットで私も絶景写真を撮りたいということでいってまいりました。
それでは早速行きましょう。
「豪雪の福島。秘境、雪の中にに映える橋梁と電車を撮るの巻。」
概要
場所 福島県会津若松市
道の駅に車を停めると只見線ビュースポットの看板がありますのでその案内通りに階段を登ると撮影スポットに着きます。
一番上にある第一只見川橋梁は10分ほど登るのですが運動不足もありとてもきつかったです。
時間帯
JR只見線 第一只見川橋梁の列車通過時間
JR只見線の列車は本数がとても少ないです。1~2時間に1往復しかしません。
そして今回の狙い目は朝7時台の1往復です。陽が登り切る前かつ真っ暗でもない絶妙な時間帯を狙っていきます。季節にもよりますが寒暖差で靄が発生し幻想的な景色が見れることもあるとか。
しかし今回は冬なので靄狙いではなく雪が深々と降る中、走って行く電車を狙います。
新緑の季節なんかだと昼夜の寒暖差が大きく湿度も冬よりあるので朝靄狙いで行くのも良さそうですね。
撮影開始
電車が通る20分前頃。
撮影スポットに到着するともうすでに何人ものカメラマンが三脚をセットして待機しておりました。私も邪魔にならないように三脚を立て構図を確認していきます。
雪が積もった美しい木々に風がなく川に綺麗にリフレクションしている橋梁、そして20分後に通ることになる電車をイメージしながらテスト撮影をしていきます。
電車は時速80キロ〜100キロ程度で走っているはずなのでSSは絶対に1/100以上にしましょう。
と言いつつ一発勝負での失敗が怖いのでSSは1/400程度にしました。
陽が登ってきて晴天だったこともありISO感度は100のままでもSSを稼ぐことが出来たのでよかったです。これが雪が降っていたり、まだ暗くてSSが上げられな場合はF値かISO感度を上げてSSを上げなければいけないので注意しましょう。
構図やら設定やらをいじっているとあっという間に上りの電車が来る時間に。
周りのカメラマンたちが準備をし始め空気が一変し時計を見なくても電車が来るなとわかります。
レリーズを握り深呼吸したところで上りの電車が来たのですがほんと記憶にない程一瞬で通り過ぎてしまいました。
なんとかブレずに撮影出来たのを確認し、今度は下りの電車がすぐ来るので望遠レンズにチェンジしまた一から構図確認。
そして下り電車もあっという間に通り過ぎ撮影が終了です。
駅の手前だからなのか電車の速度がかなり遅く見た感じだと60キロ程度しか出ていなかったのではないでしょうか。とりあえずブレずに電車を撮影することが出来た上に少ないシャッターチャンスの中では満足できる写真が撮れたのでよかったです。
帰りは急な階段をゆっくりゆっくり降りて下山です。
鉄道+風景の撮影の注意事項
- 三脚を据えて撮影する
今回の鉄道撮影は流し撮りではないので三脚を置いてしっかりカメラを固定して撮影しましょう。
- SSを速くする
電車が速く動いているのでブレないようにSSを速くしましょう。
- 連写モードにしておく
シャッターをシングル撮影モードにしているとたくさんボタンを連打しなくてはならなくなり肝心なシャッターチャンスを逃す可能性があるので連写モードにして撮影しましょう。ボタンを押しっぱなしで撮影出来ます。
- レリーズがあると尚よし
レリーズを使うとカメラのブレを防いで撮影出来ます。風景撮影には必須アイテムです。
まとめ
残念ながら全く雪が降っておりませんでしたので狙いの深々と雪降る中に走る電車の撮影は出来ませんでしたが満足のいく写真を撮ることが出来ました。
そして久々にこんなに緊張感のある撮影をしましたね。普段は、秒単位で被写体が動くものを撮影しませんのでマイペースにゆっくり撮影するので今回は本当に手に汗握る撮影だったなと思います。
欲を言えば雪が降っている状態だったら尚よかったなと思いますがまあそれも風景撮影の醍醐味ですのでまた再チャレンジですね。
その他にも一番人気な紅葉の時期や私の大好きな新緑の時期にも行ってみたいです。
福島県は関東からだとやや遠くて行くのにハードルが高いですが遠さを上回る絶景が待っています。思い切って行ってみてはいかがでしょう。
撮影機材
Nikon Z6
NIKKOR Z 24–70mm f/4 S
NIKKOR Z 70–200mm f/2.8 VR S
カーボン三脚 LS-324C
レリーズ ロワジャパン互換シャッターリモコン
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