みなさんこんにちは、sakucameBlog sakuです。
今年購入したKodak EKTAR35も楽しく使わせてもらっておりますが、使用フィルム本数も気が付けば10本を超えました。
本当に小さくて気軽にフィルムを撮影できるし、どこに行くにもバックに入れて撮影のサブ機として写真を撮っていたらあっという間に10本もいっておりました。
単純にフィルム代と現像代×10と考えると…いや考えないでおきましょう。
私は36枚撮りのフィルムを使用し、このカメラはハーフフィルムだから72枚の撮影可能。
フィルム10本で720枚ほど撮影したことになります。
そう考えるとすごいな。自分でもびっくり。
上手く撮れた写真から露光が足りなくて暗くなってしまった写真、なぜ撮ったのかわからない写真に、片手で撮影して自分の指が写り込んでしまったボツ写真etc…たくさんの写真を撮影しましたので作例を共有しながらつらつらと話していければと思います。
少しでも参考になると幸いです。ぜひ読んでってください。よろしくお願いします。
それではどうぞ。
Kodak EKTAR H35
おさらいですが製品概要は、
外形寸法:110(W)×62(H)×39(D)mm 重量:100(g)
画角など:光学レンズ:22mm、F9.5、2枚構成の光学グレードのアクリルレンズ
シャッタースピード: 1/100s
です。
以前書いた記事にも共有した写真ですがわかりやすいのでもう一度共有します。
THEフィルムで撮りました!という今の若者に刺さりそうなこの雰囲気がとてもいいですね。
しかしアクリル独特のフレアが目立ちます。それがこのカメラの味でもありますが。
写るんですもアクリルレンズを使っているので同じような写りをするイメージです。
ちなみに写るんですで撮影した写真↓
写るんですも綺麗に写りますよね。
とても好きですが高いのがネックです…
20年くらい前はたくさん種類もあってISO200,400,800,1600などがあったのを覚えております。
修学旅行に行く前に親に頼んで夜景が綺麗に撮れる1600のパッケージが黒くて夜景が写っている写るんですを買ってもらった記憶がありますね。
現像も500円しないくらいだった気がするんです。
需要と供給のバランスが崩れてくると価格を上げざるを得ないのでしょうがないですが、残念です。
Kodakのこのカメラは、写るんですの詰め替え版のようなイメージを持っていただいてもいいと思います。
写るんですだと本体+フィルム27枚撮りで2024年11月現在 約2000円程度。
Kodak EKTARの本体価格 2024年11月現在 約8000円程度。
と4倍以上の値段しますし、それとは別にフィルム代が1500円〜4000円程度かかってきますが、何本もフィルムで撮影するのであれば本体価格はあっという間に元が取れる値段でしょう。
しかも写るんですとは違って好きなフィルムを入れることが出来ますからね。
そういった点でもKodakはとてもおすすめです。
どんなカメラもそうですが、カメラという趣味には沼の底がなくて撮影しているとあれやこれや欲が出てきたり、気になるところが出てくるものなんですよね。
このカメラでいうとF9.5なのでボケかして撮影することができなかったり、ハジの部分のピントが甘かったり、最短焦点距離が遠すぎることが私の中では気になります。
この価格なのでしょうがないのですが、こうやってたくさん使い込んでいくと気になるところが多かれ少なかれ出てきて一度気になるとずっと気になってしまうんですよね。
そうやってより性能の高いカメラが欲しい!!!!!となり、カメラ沼にハマっていくのです。笑
Kodak EKTARはフィルムカメラでストリートスナップを撮影するのに気軽さを求めて買いました。
一眼のフィルムカメラも持っているのですが、ストリートスナップを撮影するのには重デカなので持ち出すのが億劫。
そして今は、気軽さは譲れずもう少しグレードアップしたカメラが欲しくなり、今はCONTAX T2あたりが欲しいです。
色々な人のCONTAX T2の作例を見ているのですが、とても美しい写りしているんですよね。
もちろん撮影者の腕もあるんでしょうが、ついているレンズがあの有名なカールツァイスのレンズ。
尚更欲しくなるではないか。
新しいカメラが欲しくなっている私ですが、このカメラももちろん気に入っているし今後もたくさん使っていきたいと思っておりますよ。
このカメラのハジのピントの甘さや質感は、ポートレートや友達との旅行に持っていって友達を取ったりするのに向いている気がします。
私は使ったことがないですが写るんです!みたいにフラッシュ機能もありますのでそれはまた味のある写真が撮れるんではないでしょうか。
最近は古いデジカメが流行っていたりもしますし、画質の低さが味として若者に人気なんでしょうね。
若者よ、古いコンデジやiPhone4などもいいですが、Kodak EKTARも良いですぞ。
ぜひ大学の卒業旅行なんかに買って持っていってみるのはどうでしょう。
今の時期、ちょうどどこ行こうかみんなで話し合ってるところなのではないでしょうか。笑
ISO160のフィルムを入れて快晴時の夕焼け撮影ではこんな感じで写ります。
右の真ん中にある黒いのはゴミではないです。飛行機です。低解像度のアクリルレンズなのでこんなもんでしょう。
被写体から5m〜20m程度だとしっかり解像しているイメージがあります。
これもお気に入りの1枚です。
シャッタースピードが1/100に対して歩きながらささっと撮ったので微ブレしてますが、それもまた味と思えるのは、フィルムで撮った写真であり、安価なフィルムカメラであるからこそなのかなと思います。高いフィルム代払ってますがそこは、気にしないことに…
こういう写真は、なんか空気感も伝わってくる気がしますね。
自分が撮っているのでその場の空気感を知っているからなのかもしれませんが、笑
これとかも好きな一枚です。
海に反射した夕陽と粒子が美しい女性のシルエット、そして鳥居。
70年くらい前に撮った写真のような時代を感じる写りがたまりませんね。
2024年8月の写真ですけど。
この写真は写りはすごく昔な感じがするのですが、建物は最新のもので不思議な感覚になります。
思い出の写真を少しでもエモく、いい写真として残すことができるカメラの一つであることは間違い無いでしょう。
今はスマホにカメラ機能が付いていていつでもどこでも何枚でも即座に写真を撮ることができますが、ファインダーを覗いて丁寧に構図を決めてブレないように慎重にシャッターを切った一枚の方が記憶にも記録にも残るいい一枚になりますよね。
だからカメラって楽しいんだよなぁ。しみじみと思います。
フェス
ねぶた
ウィンドウショッピング
車?
お馬さんの運動会
バス停
錦帯橋
シルエット
まとめ
カラーからモノクロまで作例色々共有させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
本体の値段も比較的安価で購入しやすいですし、気軽にフィルムカメラを始めてみたいよ!という方にはとてもおすすめです。
フィルムも自分で値段を決めて購入すれば安く抑えることもできますし、撮りたいもの、その時の天気に合わせてISO感度を変えてフィルムを入れることもできます。
なのでKodak EKTARは、とてもとてもおすすめです。
フィルム代が高くてフィルムカメラを始めるのを躊躇ってるそこのあなた。
私がたくさんフィルム撮影をして需要を高めてフィルムの価格を下げます。あとは、国が消費税を5%に減税してくれるようにみんなで国民の声を届けましょう。
それではまた。さよなら〜
撮影機材
※この記事のリンク先には、広告が含まれます。
コメントを残す