【FUJIFILM X100VI】 レビュー:所有する喜びと“2台持ち”という選択肢

みなさんこんにちは。sakucame Blog sakuです。

FUJIFILMからついに発売になるX-E5。とても気になりますね。

先日X100との比較記事を書かせてもらいましたが、記事を書く中でX100Ⅵのスペックやら私が撮影した写真やらをみていてやっぱりX100Ⅵ最高だわ〜ってなったので、何度も何度も作例紹介をしてきましたが、改めてこのカメラの良さについて語っていきたいと思い記事を書いております。

最後にギャラリーとして写真を共有します。以前も出しているであろう写真もたくさん出てくるとは思いますが、今一度写真を振り返りながら総集編として残しておこうと思います。

それではどうぞ。


X100VIという特別な存在

まず初めに私は言いたい。FUJIFILMのX100シリーズは、単なるカメラ以上の存在です。

X100Ⅴでは、プチ炎上しましたが、今やそのカメラも全く買えずプレ値ですね。
そしてその後でたX100Ⅵも、クラシカルなデザインに最新のイメージセンサーを搭載し、持ち歩くだけで撮影欲を刺激する ― そんな不思議な魅力を持っています。

最新でかつスペックモリモリのため、値段が全く可愛くないという悲しみ。それなのに全く買えない辛さ。やっとの想いで手に入れたこのカメラは、機種のジャンルとしてだけでなく、私の所有するカメラとしても特別な存在です。

2024年に登場した X100VI は、その最新世代。


4020万画素のX-Trans CMOS 5 HRセンサー、X-Processor 5、ボディ内5軸手ブレ補正を搭載し、静止画・動画ともにシリーズ史上最高の完成度を実現しました。

「カメラを持ち歩く楽しさ」と「作品を生み出す実力」を両立したX100VIは、所有するだけで満足感を得られる、まさに“趣味性と実用性の理想的なバランス”を持ったカメラといえるでしょう。

旅行に行くのにこのコンデジ一つで行くこともたくさんありました。

GRⅢxを持つなら、もう一つレンズ交換式カメラを持っていきますが、X100だったら一台で挑みます。それくらいのサイズ感と安心感があります。

でも今回は、X100Ⅵを含めカメラ2台持ちという選択肢として書いております。笑


デザインと操作性:クラシックとモダンの融合

X100VIの魅力のひとつは、そのクラシカルなデザインです。
軍艦部のダイヤル操作、シンプルで直感的なUI、そして質感の高いボディ仕上げ。最新ミラーレス機でありながら、まるでフィルムカメラを使っているかのような感覚を味わえます。

さらに、ハイブリッドファインダーを搭載している点は他の機種にない個性。

  • 光学ファインダーで被写体を直接見ながら撮る
  • EVFに切り替えて正確な露出や色を確認する

この“切り替え”は、写真撮影の体験そのものを豊かにしてくれるものです。

これは、X-Proシリーズにも搭載しており、Pro2でこれに惚れX100シリーズが欲しくなったことを思い出しました。早くPro4出ないかな。


4020万画素の解像力と色再現

X100VIの画質は一言でいえば「圧倒的な解像感とFUJIFILMらしい色」。

色。色。色。もうほんと色味が最高です。私の周りの人たちもみんな口を揃えてい言ってます。
そして高画素センサーと最新プロセッサーの組み合わせにより、細部までシャープな描写が可能になりました。

FUJIFILMの代名詞ともいえる フィルムシミュレーション も健在。
クラシックネガやETERNA、ACROSなど、多彩なカラープロファイルを簡単に選べるため、撮影現場で自分の世界観をそのまま表現できます。

私は、今日はこのシミュレーションと決めて撮ることも多いので焦点距離だけでなく色にも縛りをつけて撮るのも楽しさ倍増です。


手ブレ補正と動画性能

X100VIではついに ボディ内5軸手ブレ補正(最大6段分) を搭載。
これにより、夜景やスナップ撮影での歩き撮りなど、これまで以上に安心してシャッターを切れるようになりました。

意外と夜も歩きながら撮影するのでISOを上げてSSを稼ぎますがそれに合わせて手ぶれ補正まであると心強いのなんの。その分ISOを気持ち低くすることもできますので助かります。

動画性能も大幅に進化し、6.2K/30pや4K/60p記録に対応。
シネマライクな映像表現を可能にするETERNAなどのフィルムシミュレーションと組み合わせれば、写真と動画の両方でハイレベルな作品を残せます。

私は動画の苦手意識がありほぼほぼ撮らないですが、スペックモリモリでシミュレーションを当てて動画撮れるのはとてもいいと思います。


所有する喜び:X100VIが与えてくれるもの

X100VIは「カメラを持ち歩くこと自体が楽しい」と思わせてくれる稀有な存在です。
最新スペックの塊でありながら、デザインはクラシカルで、撮影行為に“特別感”をもたらします。

普段使いのバッグに忍ばせても違和感がなく、休日の散歩から旅行、ポートレートまでオールラウンドに対応。
その姿は「一生モノの相棒」と呼べるカメラの理想形でしょう。

これ一つで十分じゃね?と思うほどのスペックですしね。


2台持ちという提案:X100VIをもっと活かす方法

ここからは、実際にX100VIを購入した人、または検討している人に向けた提案です。
「2台持ち」という選択肢案 です。

1. X100VI × X-Pro3 という最強クラシックコンビ

もし「Xシリーズで2台持ち」を考えるなら、筆者が一番おすすめしたいのは X-Pro3との組み合わせ です。

  • X100VI → 常に持ち歩きたいスナップシューター。
  • X-Pro3 → 交換レンズを駆使して本格的に撮るシステムカメラ。

両者に共通しているのは「クラシックな外観」と「撮る楽しさを重視した設計」。
特にX-Pro3はレンジファインダーライクな操作系と、背面液晶を隠す独自のデザインによって、撮影に集中できる唯一無二の存在です。

X100VIの固定35mmと、X-Pro3に装着する広角や望遠レンズ。
この2台が揃えば、どんな被写体にも対応できる柔軟さと、撮影意欲をかき立てる楽しさを両立できます。

私は3ではなく2を所有しております。理想としての例を挙げましたが2との組み合わせも最高ですよ。


2. フルサイズ機との補完

もうひとつの2台持ちの考え方は、フルサイズ機とX100VIの組み合わせ です。
例えばソニーα7シリーズやニコンZシリーズと組み合わせれば、仕事や作品撮りにはフルサイズを使い、日常や旅先ではX100VIを活用する、という使い分けが可能です。

「軽快に撮る」X100VIと、「画質にこだわる」フルサイズ。
両者の役割を明確に分けることで、シーンに応じた最適な選択ができるのです。

車で遠出する際とかで色々機材を持っていけそうな時はこの組み合わせのパターンもたくさんあります。


3. 動画+静止画の役割分担

さらに、動画と静止画を分けて考えるのもおすすめです。
動画撮影を得意とする機種(例:X-H2SやソニーFX30)をメインに据え、静止画はX100VIに任せる。

そうすることで、撮影時の設定やワークフローをシンプルにでき、撮影に集中できる環境を作り出せます。


まとめ:X100VIは“持つ喜び”を教えてくれるカメラ

FUJIFILM X100VIは、スペック表だけでは語りきれない魅力を持ったカメラです。
クラシカルなデザイン、圧倒的な描写性能、撮る楽しさ、そして持つ喜び。←マジでここ重要!

1台でも十分に魅力的ですが、2台持ちという発想を加えることで、さらに撮影の幅と楽しさは広がります。
特に X100VI × X-Pro3 の組み合わせは、クラシカルな操作感と現代的な性能を両立した、写真愛好家にとって夢のようなセットになるでしょう。

「ただのカメラ」ではなく「撮影体験そのもの」を提供するX100VI。
もし手に入れる機会があれば、その所有感と撮影の楽しさを、ぜひ味わっていただきたいと思います。

かなり入手難易度が高いですよね。なんとかして〜FUJIFILMさん泣

ちなみにX100シリーズやX−Proシリーズなど手を出してしまうとTもHも欲しくなりますのでご注意ください。

ギャラリー

最後にX100Ⅵで撮った写真を共有していきます。

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