はじめに
みなさんこんにちは、sakucameBlog sakuです。夏休みはいかがお過ごしでしたか。
私はというと夏休みの週末、家族で千葉県の鴨川にある「鴨川シーワールド」へ行ってきました。
目的は二つ。
子どもたちにシャチのパフォーマンスを見せてあげたいこと、そして私自身が愛用する Nikon Z7 を持ち出して、生き物たちの姿と娘の笑顔をしっかり写真に残すことです。
NikonZ7は 4575万画素フルサイズセンサー を搭載した高解像度モデルで、細部まで描き込める描写力が魅力です。
Z7は普段、風景写真中心で使用している機種ですが、今回は「魚の動き」「シャチの水しぶき」をうまく撮影出来るか不安ながらも、サイズの大きいZ9だと子供を抱っこしながらとかベビーカーを押しながらは取り回しに困りそうだったのでZ7で行きました。
先日行ったマクセルアクアパーク品川でも全然ピントを合わせられず苦戦したZ7でリベンジです。
カメラを片手に臨んだ鴨川シーワールドは、想像以上にスケールが大きく、家族で一日楽しめる素晴らしい場所でしたので写真と共に記事を書いていこうと思います。
鴨川シーワールドの概要
鴨川シーワールドは、千葉県鴨川市の海沿いにある大規模な水族館です。
最大の特徴は、世界的にも珍しい シャチのショー を開催していること。
水族館といえばイルカやアシカのショーを思い浮かべる人が多いですが、ここでは体長数メートルもあるシャチが大ジャンプを見せてくれます。
施設内は、屋外の大きなショープールと、屋内の展示エリアがバランス良く配置されています。
水族館らしい熱帯魚の展示やクラゲ、ペンギン、娘の好きなマンボウなどもいて、子どもたちも飽きることなく楽しめる構成になっています。
また、海を望むロケーションも魅力的で、館内を歩くだけでリゾート気分を味わえるのも特徴です。

家族旅行ならではの楽しみ方
今回の旅行は、子どもにとって「初めてのシャチ体験」でした。
普段は図鑑やYouTubeでしか見たことがないシャチを、実際に目の前で感じられることは大きな学びになるだろうと思い連れて行きました。
現地に着くと、まず最初に確認したのはショーのスケジュール。
特にシャチショーは大人気なので、開始の30分以上前には会場に向かうのがおすすめです。
お盆休みだったので本当に人が多く、前のショーが終わると同時に席確保に向かいました。
なんとか席を確保し、子どもたちは「まだかな、まだかな」とワクワク。
しかし、次のシャチのショーまで1時間以上あるので待ってられずに暴れたり、駄々こねたり正直大変でした笑
でもこうした「待っている時間」も旅の思い出になります。
終わってみると思い出も美化されるもので笑い話できちゃうのは本当不思議ですね。
子どもたちの表情や仕草を写真に残しておくと、後から振り返ったときに「あのときこんなに楽しみにしていたんだなとか、めっちゃ機嫌わる!」とか色々な出来事を思い出させてくれます。

Nikon Z7で臨む撮影
今回の撮影機材は以下の通りです。
- Nikon Z7 本体
- NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 VR S(家族スナップや館内の展示撮影用)
- NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S(ショーや遠くの被写体を狙う用)
ショーの撮影では70-200mmをメインに使用しました。
AF-Cモードに設定し、シャチの動きに追従させながら、連写で決定的瞬間を狙います。
水しぶきが舞い上がるシーンはダイナミックレンジを広く確保するためにRAW撮影。
逆光気味の場面でも、後から現像でしっかり持ち上げられるのはZ7の強みです。
館内展示では24-70mmを使用。水槽前の家族スナップや熱帯魚の展示を自然に切り取ることができました。
やっぱりF2.8あると何かと助かりますね。
最近のカメラが高感度耐性が良くなってきたとはいえ、それでもISOはなるべく下げれたほうがいいですからね。

シャチショーの迫力
鴨川シーワールドといえば、やはりシャチ。
ショーが始まると、その大きさと力強さに圧倒されます。
数トンある巨大な体が水中から飛び出し、観客席に向かって大きなしぶきを浴びせる姿はまさに圧巻。
娘は大はしゃぎで、「すごい!」と叫んでいましたが、途中から急に怖くなったか、手で顔を隠して見ないようにしてました。笑
創造以上にデカくてびっくりしたんでしょうね。
後ろの方に座っていたのですがそれでも多少飛んでくる水飛沫にもびっくりしたのでしょう。
私は必死にシャチの姿を望遠レンズ越しに追いかけながら、シャッターを切ります。
どこから上がってジャンプするのか分からず、撮影には大苦戦。ある程度構成を把握していないと辛いですね。
シャチの黒と白のコントラストはZ7の高解像度でとても美しく描写でき、特に目元や背びれの質感までしっかり写し取れました。
大きな水しぶきも一枚一枚の写真に鮮明に残り、その迫力を後から見返しても伝えられるのは、やはり高画素機ならではだと感じます。

水槽展示エリア ― 光と色の世界
館内展示では、暗い環境での撮影が中心になります。
ISO感度を上げざるを得ませんが、Z7はISO3200程度までなら十分実用的で、ノイズも大きく気になりません。
レンズのF2.8もしっかり活躍です。
ニモの群れを撮るときには、画面いっぱいにニモを入れてダイナミック感を出したけど少し気持ち悪いですね。笑

また、一部の展示では青い光に照らされた魚のシルエット姿が美しく、娘も「きれい!」と目を輝かせていました。

家族写真とスナップの魅力
旅行の写真で忘れてはいけないのが「家族写真」。
妻は写真が嫌いなので、娘の写真がメインですね。
Nikon Z7は高解像度のため、スナップでも子どもの笑顔や何気ない表情を細部まで鮮明に残すことができます。
RAWで残しておけばトリミング耐性も高いので、後から構図を整えるのも容易です。
また、ただ被写体を正面から撮るのではなく、「展示を見ている姿」や「アイスを食べている姿」など、日常の延長のようなシーンを撮ることが、振り返ったときの宝物になるのだと実感しました。

まとめ ― 家族旅行と写真がくれたもの
今回の鴨川シーワールド旅行は、単なるレジャー以上の体験でした。
娘にとっては、図鑑や映像でしか知らなかったシャチを目の前で体感したことが、驚きと感動を伴う学びになったようです。
大人になった時に少しでも記憶に残っていてくれると嬉しいな。
水族館での楽しそうな顔を写真に収めることもできたし、私の記憶にもバッチし記録されました。
帰宅後にYouTubeでシャチを見ると、子どもたちは「また水族館行きたい!」楽しそうに喋っており、撮った写真を見せることでも思い出を呼び起こす最高の触媒になります。
写真があれば、旅は一度きりではなく、何度も蘇るのです。
スマートフォンでも手軽に撮影はできますが、やはりカメラの表現力は一味違います。
望遠で迫力を切り取り、広角で会場全体を写し込み、RAW現像で自由に追い込む。
そうして仕上げた写真は、未来に残す家族の財産になります。
次回訪れるときは、また違う視点で写真を残してみたいと思います。
広角で「体験のスケール感」を写したり、娘にカメラを持たせて「彼らの目線」で切り取ってもらうのも面白そうです。
数年振りに行った鴨川シーワールドでしたが、訪れるたびに新しい発見がある場所ですね。
もう少し近ければもっと頻繁に行くのですが…まあしょうがないです。また旅行感覚で行きたいです。
そしてNikon Z7は、その時間を最高の形で残してくれる相棒でした。
後継機まだかな。出ないのかな。8000万画素とかで出て欲しいとこです。
家に帰ってから娘に「また行きたい」とが言われたこと、その言葉を写真で補強できたこと。
これこそが、今回の旅行で得られた最大の喜びだったのかもしれません。
またどっか出かけようぞ、娘よ。
それではこの辺で。さよなら〜。
アルバム


















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