寒緋桜とメジロ、そして街歩き|Leica M11-Pで歩く荏原神社 サクさんぽ#46

皆さんこんにちは。sakucameBlog sakuです。

東京でも1月末から2月上旬にかけて見頃を迎える寒緋桜。
その濃いピンクの花を目当てに集まるのが、小さな春の使者・メジロです。

今回訪れたのは、東京都品川区にある荏原神社。寒緋桜とメジロの撮影を目的に足を運びました。

私は、去年ここを見つけて2年連続の訪問ですね。

野鳥撮影用にはZ9+800mmという本気装備。去年のクリスマスに自分へのプレゼントということで新調した800mm!!


しかしその“ついで”に首から下げていたLeica M11-Pもしっかり大活躍。

この記事では、メジロ撮影の合間に歩いた荏原神社周辺のスナップと、レンジファインダーで捉えた季節の空気について綴ります。


春の入口へ

1月の終わり。
まだコートが手放せない寒さのなか、荏原神社の寒緋桜はすでに色づいているのをSNSで確認。

そしてすぐに行ってまいりまいた。

ソメイヨシノとは違う、濃く深いピンク。
冬の空に浮かぶその色は、どこか凛としていて力強い。

枝の間をすばやく動く影。メジロです。

今回の主目的は、この組み合わせをしっかり撮ることでした。

3月末のソメイヨシノも楽しみですね〜。


望遠という世界

Z9に800mm。

遠くの枝に止まるメジロを切り取るための装備です。
背景を整理し、被写体を引き寄せ、瞬間を逃さない。

野鳥撮影は、集中力の塊です。

呼吸を止め、構図を詰め、羽ばたきのタイミングを待つ。
寒さを忘れるほど没頭します。

そして撮れた一枚の解像感は、やはり圧倒的。

けれど同時に、視野は狭くなります。

800mmの世界は、とても豊かで、とても限定的です。

Z9 800mm

あとで別でしっかり記事にしますね。


レンジファインダーに持ち替える

望遠から手を離し、首から下げていたLeica M11-Pを構えます。

一気に世界が広がる。

遠くを狙うのではなく、歩きながら出会う。

これがレンジファインダーの時間です。

AFはありません。
ピントは自分の目と指で合わせる。

だからこそ、急がない。

寒緋桜の下を歩く人。
境内の端に落ちた花びら。
冬の光がつくる長い影。

主役はメジロかもしれません。
でも、その周囲にはもっと静かな物語が広がっています。


季節の“余白”を撮る

寒緋桜は華やかですね。

M11-Pで撮ると周辺減光も相まってより一層濃く見えます。

レンズも関係しているのでしょう。

Leicaはこの湿度や空気感を表現してくれる機械だと思っております。

派手さを強調するというより、その場の空気をすくい取る感覚。

高いカメラだから、それくらいできて当たり前だろ。なんかそう見える気がする。空気感を表現してくれるすごいカメラだ。ってなっており、思い込みが前面に出過ぎてそう見えてるのかもしれませんけど。笑

鳥を撮るために来たはずなのに、気づけば参道の光や足元の色に目がいく。

望遠で一点を狙う時間と、広角で街を感じる時間。

同じ場所なのに、まるで別の世界です。

写真は、何を撮るかだけではなく、どう立つかでも変わるのだと改めて感じました。


1月末から2月上旬という一瞬

寒緋桜のピークは短い。

1月末から2月上旬。
ほんの数週間で景色は変わります。

だから人も集まる。

望遠レンズが並ぶなかで、レンジファインダーを構える自分。

少し浮いている感覚もあります。

でも望遠も持ってるもんね〜って思いながら、小さいカメラで撮影。

マインドコントロールが大事!笑

みんなが鳥を見上げているとき、僕はその横顔を撮る。
みんなが花を狙うとき、僕は影を探す。

主役のまわりにあるものこそ、後から効いてくる。


二つの撮影体験

Z9+800mmは、狙う撮影。
Leica M11-Pは、出会う撮影。

どちらも正しい。
どちらも楽しい。

でも、同じ日にこの両極端を体験できたことは大きかった。

遠くを切り取る緊張感。
近くを感じる静けさ。

写真の振り幅が、自分の振り幅にもなっていく気がします。


鳥を撮りに来たのに

最終的に心に残ったのは、意外にも街のスナップでした。

荏原神社は観光地というより、地域に根ざした場所。
だからこそ、日常の延長線にある美しさがある。

急がない。
奪わない。
ただ、そこにある光を受け取る。

この順光の青看板と青色のタクシー、青い空。今日のベストショット。

Leica M11-Pは、そういう撮影にとてもよく似合うカメラです。


品川から大井町まで歩く

買ったばかりの皮が柔らかくなっていないブーツで来たから足が痛い。笑

こういう路地が大好物。

閉店してしまったのですかね。とても美味しそうでそそられる看板。やっていたら、行ってみたかった。

結構歩いたので最寄駅でラーメン食べちゃいました。

喫茶店で撮った写真をパソコンに取り込み。

花粉と黄砂でなんか鼻がムズムズしますが最高の一日でした。


まとめ

寒緋桜は春の入口。

メジロはその知らせ役。

そして僕は、そのまわりを歩く人。

主役を撮る日もあれば、余白を撮る日もある。

今回はその両方を味わえた、少し贅沢なサクさんぽでした。

3月末に満開になるであろうソメイヨシノ撮影予定を立てなければなりませんね。楽しみがたくさんで仕事も頑張らなきゃです。

それではまた次の記事でお会いしましょう。さよなら〜

撮影機材

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