ネイチャー写真を撮ることが多い私は、川、滝でも撮影することが多いです。そんな私が使っている防水三脚。
今回は私が使っている高性能・高品質のコスパ最強プロ用三脚!SIRUI W-2004をレビューしていきます。
W-2004の仕様
パイプ径29.4mm 防水仕様 商品素材はカーボンorアルミの2種類
段数:4段 耐荷重 18kg
伸縮長:560mm 全高:1800mm (EVあり) 最低高:155mm
本体重量:2.1kg
その他の特徴
水辺での撮影は、これ一択!
国際基準の防水規格IPX-7(1メートルの深さで30分水の中に沈めた場合のテスト)をクリアしているようです!
カーボンタイプに関しては10層の軽量カーボンファイバーを採用ているようで強度アップと振動の軽減を実現。
カーボン10層は、他の高級ブランドも採用している会社が多く、このコストでしっかり同等スペックまで持ってきているあたりが本気度を伺えますね!
まぁ私は、お財布事情を考慮してアルミ製のW-2004を購入しましたが、こちらも高精度に削り出したマグネシウム合金を使用する事により更なる軽量化と強度を高めているらしく、衝撃吸収にも大変優れています。私も使ってみてカーボンより重く、重量でしっかり安定感と強度を保っている印象にあります。
川に三脚の脚を半分浸からせていても川の流れでブレることもなくしっかり長時間露光が可能です。
↓これだけの水の流れでもしっかり三脚を立てられればブレません。
それと脚を1本取り外して防水仕様の一脚として使用できます。
センターポールを一脚の延長棒として装着も可能です。
メンテナンスもかなり楽で脚を取り外して段ごとにバラすことが出来ますので分解して一つ一つしっかり拭けば中に水が残って錆びる心配がありません。
使ってみた感想
ロックナットをひねるだけで自重で脚がすとんと伸びて、逆にひねるだけでしっかりロックされます。一番下段の脚には目盛りが付いていて高さ調整も容易ですね。
ロックナット自体も大きくて握りやすくしっかりグリップが効きますので👍
センターポールの上端と下端にゴムリングが付いていて、ポールを上下に動かした時の衝撃を吸収してくれます。
センターポール下端におもりを吊り下げるフックがあります。カメラバックを吊り下げて活用しております。
バックのサイズ的に三脚の脚を逆にして最小長さにしてぴったり収納できるようになっているので、脚を逆におるのがめんどくさくて脚を短く畳んだだけの状態でバックに入れようとしてもはいりません。
脚を反転させず、なおかつ雲台を付けていても収納できるバッグが別売りであったら欲しいですね。
防水仕様ですが、ウレタングリップは水に沈めてはいけないそうです。
地上からウレタングリップまで約1070mmですがローアングルで撮るために開脚して水面ギリギリでセットしたら間違いなく濡れますよね。
ダメになってしまったら、ウレタングリップ交換すればいいやというスタンスでガツガツ使ってます。
ちなみにスポンジカバーは数百円で買えます。冷えた三脚を触らなくて済むように全脚につけちゃうのもありかもしれません。
脚を伸ばして設置した状態からセンターポールを持って持ち上げると、
自重で脚が勝手に閉じる仕様の三脚もありますが、これは勝手に閉じません。
さらにセンターポールは、強度がしっかりしていてD810に200-500のレンズで約3キロの重量でも全く落ちてこなかったので満足です。
まとめ
滝撮影なら迷わずこれでしょってベタ褒めしましたが、滝はもちろん普段使いでも十分使える満足のいく三脚です。脚の伸縮のしやすさ、強度、安定感などなどとても素晴らしい三脚だと思います。
街中に撮影に行くために持って交通機関に乗るようなコンパクトさはないが自然の中で三脚を立てあらゆる環境下で撮影する時はコスパの優れたこの三脚をオススメします!
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