皆さんこんにちは、sakucameBlogのsakuです。
今回は、青森の短く熱い夏祭り「ねぶた祭り」に参加してたくさん写真を撮ってきました。
開催日時、時間、運行ルート、立ち回り、撮影方法、焦点距離などなど有益な情報をたくさん共有できればと思っております。
少しでも皆様の役に立てるよう頑張って記事を書きましたので是非読んでいただけると幸いです。
それでは早速行きましょう!
ねぶた祭りとは
針金の枠に和紙を張り、日本の神や神話に登場する生き物、歴史上の人物などを題材にし、幅約9m、高さ約5mの大きな像を作ります。
巨大な山車に乗せたねぶたは毎年各製作陣が3か月ほどかけて作り合計20代以上台作られます。
今年は大型ねぶたと言われるものは22台の製作となりました。
巨大なねぶたは、蛇行しながら動き、その周りで踊るハネトたちがラッセラーの掛け声でねぶた祭りを盛り上げます。
開催時期
開催時期は、曜日にかかわらず毎年8月2日~7日です。
全国・世界各地から約300万人もの観光客を青森市に迎え、華やかに開催されます。
コロナ禍で開催しなかった時期もあったり、開催しても声出し厳禁だったりした時期もありました。
その分、2023年からの声出し解禁もあり2024年の今年もすごい迫力と活気があり、とても盛り上がりました。
とある情報によると今年も200万人超えの観光客が来たそうです。
運行ルート
公式マップhttps://www.nebuta.jp/info/docs/2024Nebuta_naka_1.pdf
公式HPより転用
下記のURLより詳細が見れます。来年はまた最新のものが添付されると思いますので最新のものを確認ください。
年によってルートや通行止めエリアが変わったりすることもなきにしもあらずですからね。
開始時間
2,3日は、19時〜21時半
4~6日は、18時45分〜21時半
7日は、13時〜15時
となっております。
7日は別として19時と18時45分で時間が違うのは、運行台数の違いからでしょう。
どちらにせよ、スタートの合図として花火が上がりますのでそうなったらスタートです。
公式では終了が21時半となっておりますが、早くにスタートしたねぶたなどは、20時半頃には終了でアスパム裏に帰っていってしまいますのでその辺りも含め開始時刻には現地に居れるようにした方が吉です。
駐車場
駐車場は駅前にたくさんありますが、日中に通行止めエリアに停めてしまうとねぶた終わりの通行止め解除される時間まで出せなくなるので早い時間に車を停めて出せなくならないように気をつけてください。
今回私は、ホテル青森の裏あたりのコインパーキングに停めました。
12時間600円!安い。14時頃に止めたら普通にたくさん空いておりましたよ。
17時頃になるとどこもほとんど埋まってしまいますので停める時間は注意が必要ですね。
それとお祭りなどではあるあるですが、ねぶた時期だけ駐車料金が高くなるコインパーキングもあるので気をつけてください。
A4くらいの紙に文字たくさん、小さい文字で事細かく値段詳細が書いてありました。
道路を徐行している程度では絶対に文字が小さくて読めないし、停めてから気がつくパターンですよね。笑
撮影開始
私は、8月4日と5日に撮影に行きました。
5日は全台数出陣しますし、ねぶたの賞を決める審査日となっておりますのでより一層気合が入っているのが感じとれました。
撮影機材は、2日ともNikonZ9。レンズは4日はZ24-70F2.8mm。5日はZ70-200mmF2.8です。
一応Plena135mmも持っていったのですが、出番なしでした。
撮影設定は、各写真にデータを貼りますが、ねぶた自体が光っていて明るいので、
基本はISO400 F2.8で撮影するとSSが1/100以上は余裕で確保できるので夜の撮影でも手ブレを気にせずかつ高画質に撮ることができましたよ。
1日目は、場所移動せず、来るねぶたをひたすら迎え撃つスタイルです。キャンパーですね。笑
柳町通りと新町通りの交差するポイントで撮っておりました。
それではお待ちかねの撮影した写真を貼りながら喋っていきますね。
距離は、24mm~200mmあれば引きもドアップも撮れる距離感だと感じます。
F値問題があるかとは思いますが、28-200mmのレンズなどもありますのでうまく使えば超機動力重視の撮影ができるかもしれませんね。案外良いかも。
ねぶただけを写すとしっかり明るいので1/1600のSSを確保できますね。
f4.0とは言え、ねぶた以外の被写体を撮るとかなり暗いですね。
ドアップ写真です。近くまで来てくれますので70mmでもしっかり近くで撮ることができますね。
200mmまで寄れるレンズだとねぶたが目の前まで来なくても画角が自由自在です。
ねぶたが速く動くわけでもなく、どう動くかもわかっているので私的には70-200mmだけでも十分戦えるのではないかなと思いました。
最前列にいてねぶたが近づいて来た時に真下から広角で撮りたいとかっているイメージがあるなら14mmとかも良いかもしれませんが、基本的には直近で真正面から撮れる機会も少ないので現実的に言えば先ほどのレンズチョイスがお勧めです。
F2.8の大口レンズが無いよという方もF4程度でもISO800~1600程度にすれば同じSSで撮影できますし、意外とねぶたは止まってる時間もありますのでISOを上げたく無いって人は、SSを落としても良いかもしれませんね。
それと単焦点は、自分の理想の距離に合わせるために自分の足で動いて距離を調整しなきゃいけませんが、300万人来るねぶた祭りです。
人が多くそんなに思うように動くことができませんのであまりお勧めではありません。
ミスねぶたの方々。美しい。
迫力ありますね。
子供が見たら泣いちゃいそう。その1
子供が見たら泣いちゃいそう。その2
このねぶたは、「大海の守護神 天妃様」 諏訪 慎氏 作 だそうです。
多分写真の奥に隠れてしまっているのが天妃様なのでしょう。写って無いです。笑
少し前に正面からの写真を貼ってますのでそちらを見てください。↑
「足柄の公時 頼光に随う」 竹浪 比呂央氏 作
JR東日本のねぶたです。これも迫力があって個人的に好きです。
どのねぶたもかっこいいですね。
今年のねぶた大賞は、青森市民ねぶた実行委員会の
「鬼子母神」 北村 麻子氏 作 だったようです。おめでとうございます。
さすがの迫力ですね。
そういえば今ブログを書きながら、昔引っ張ってたのも市民ねぶただったの思い出しました。
DyDoの飲み物がたくさんあってmiuばっかり飲んでたら、飲みすぎてお腹壊したことも思い出しました。miuが悪いんじゃ無いですよ。飲みすぎた私が悪いだけですから。
いかついですがこの神は、母神なので女性です。怖いですね〜夢に出て来そう。
子供が見たら泣いちゃいそう。その3に認定します。
ねぶたごとに照明の明るさ、色味でSSが全く変わって来ますが、絞り優先モードで撮影すればカメラのダイヤルやボタンをあれやこれやいじらなくて済むと思うので絞り優先をお勧めします。
マニュアルモードで撮るものカメラ触ってる感があるしかっこいいですが、それに気を取られシャッターチャンスを逃したら元も子もないので、私は動きものを撮る際は積極的に絞り優先モードを使います。
いや、風景撮影も絞り優先にしてるかも…笑
ねぶた写真を2日間でトータル500枚ほど撮っておりました。
選別とJPEG書き出しが時間かかってしょうがなかったです。
でもそれほど楽しく夢中になってシャッターを切っていた証拠でしょうね。
2日目は、ねぶたと同じく反時計回りで柳町通りと新町通りの交差点(出発地点)からねぶたよりも早いスピードで歩き、ねぶたを追い越しながら、一台ずつ撮っていきました。
新町通りは、国道沿いと違って道路が狭いのでねぶたは近く撮りやすいのですが、両側の建物の看板などが背景に写ってしまし背景を気にしながら撮るのが大変でしたね。
1日目のキャンパースタイル、2日目の突撃瞬発力勝負スタイルと両方試しましたが、どちらが良いのか私の中では結論を出すのはまだ早いですね。
来年も再来年も行ってたくさん撮影し、試行錯誤の上の納得の一枚を求めて精進いたします。
今回は、ねぶたドアップの写真がほとんどですが、ストロボをつけてハネトを撮るのも試してみたいし、軽い流し撮り、ズームレンズをグルリ回す手法なんかもやってみたいですね。
最後にまとめて数枚ギャラリーで貼ります。
まとめ
2024年の青森ねぶた祭りの写真はいかがでしたでしょうか。
運行経路、時間、撮影設定など記載しました。少しは役に立ってれば嬉しいです。
特にカメラ撮影をメインでねぶた祭りに行く方は、初めてなら尚更本当に距離感がわからないまま挑む形となりとても不安ですよね。
持っていくレンズ、撮影設定など参考にどうぞ。もっと細かく知りたいよ!なんて方が入れば直接コメント、DMしていただいても構いませんよ。できる限りのアドバイスをさせていただきます。
しかし、今回の撮影で私自身も納得の一枚を撮れたわけではありません。あんだけ偉そうに色々説明してましたが…
sakuの修行は、道半ば。より高みを目指して、頑張ります。
青森スナップ散歩記事も是非あわせてお読みください。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
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