【FUJIFILM X100Ⅵ】 銀座 有楽町 東京駅ストリートスナップ 作例紹介 さくさんぽシリーズ♯29

皆さんこんにちは、sakucameBlog sakuです。

先日CP +2025がありましたね。2/27~3/2までの4日間。

この4日間のカメラの祭典は、各カメラメーカー、ガジェットメーカーが出店し、カメラやガジェットを見て、触って、仲間と共感できる、世界中のカメラファンが集まるイベントです。

CP +の詳細についてはまた改めて記事にしますが、今回行ってきてたくさんのカメラや作品、講演などを聞いてものすごく写真撮影欲が上がりまくりでございます。

そして新しいカメラ、レンズが欲しいという欲が最高潮に高まっております。

M11-P購入につき金欠の為買いませんが。

私も作例が取り上げられたり、顔出ししてないので登壇なんてことはないですが近い将来何かしら、CP +に関われたらなと思います。

案件ください!!!たとえば新しいフィルターとかめちゃくちゃ試しますよ!

そして今回は、またもやX100Ⅵを持ち出して銀座、東京駅ストリートスナップをしてまいりました。

フィルムシミュレーションは、今回初の試み、「ACROS」

美しい白と超微粒子の黒が売りの2色だけ。正確には中間色のグレーがあるので無限に濃淡はありますが…

今回は、モノクロの世界へ飛び込んでまいりました。

このフィルムシミュレーションACROSには、通常モードと+Yeフィルター、+Rフィルター、+Gフィルターがあります。

何が違うかというとYe(黄色)、R(青緑)、G(赤色)各色を設定することでその色が強く表現されるそうです。

どのシチュエーションでどの設定が向いているのかなど、ようわからんので今回は標準設定で撮ってまいりました。

それではどうぞ。

銀座スナップ開始

早速モノクロスナップ開始です。

びっくりするくらい写真を撮りましたのでギャラリー貼り付けでたくさん共有していきますね。

日差しが強いので影になっている部分と陽の当たっている分を上手く画角に入れて撮影していきます。

モノクロ撮影において私が今持っている技量はこれだけです。笑

試行錯誤しながら撮り歩きます。今回新しい表現を見つけることが裏目標です。

ACROSのコントラストが強めに出るので黒がしっかり黒色に表現され絵が締まります。

カラーでもそうですが、空に雲がないだけで撮影がものすごく楽になりますね。

東銀座から銀座に向かって歩きます。

お馴染みのセイコーハウス。銀座といったらですよね。

途中でカメラ屋さんを見つけ入店。

三共カメラ本店。

オールドカメラがたくさんありワクワクしました。

Leicaの純正レンズもたくさんあり、今度改めてじっくり見にいきたいと思います。

レンズを見ている最中に訪日観光客(中国の方かな〜)写るんです!ありますか?ってお店を尋ねてきておりましたが、あいにく売り切れ。世界共通でフィルム調の表現が人気なんでしょうね。

どこかで買えてればいいですが…

なんか銀座を歩いていると自分も富裕層になった気分でよくないですね。

気持ちが大きくなってしまってブランドものを勢いで買ってしまいそうな、お高いランチ食べちゃおうかなんて気分になってきます。

銀座SONY Parkでアーティストとコラボしたいイベントがやっておりました。

気になったのですが、今回はフラッとは寄らず、エントランスの陰影が綺麗だったので写真だけ撮影して通り過ぎました。

白黒と言えどその本当の色が何色かで色の濃さも違うのでこんな色なのかな!なんて想像しながら見ることが出来ますよね。

前も話したかもしれませんし知っていたらすみません。↓

『写真展でモノクロとカラーの同じ写真を別々の場所に展示し、お客さんが各々の写真を眺めていた時間を測る』という実験をしたそうなのですが、

同じ写真でもモノクロ写真の方が立ち止まって見ていた時間が長かったという統計がとれているようです。

自分で色を想像しながら、見るから無意識に長く見てしまうのでしょう。

白黒で撮るだけで、撮影者がどんな意図で写真を撮ったのかを見た方に考察してしてもらうことにプラスして色まで考えてもらえると言うのはとても面白いですね。

FUJIFILMのフィルムシミュレーション「ACROS」ですが、設定した時点でファインダーの色もモノクロになるのはとてもありがたいですよね。

普通にカラーで撮影してから、現像する際にモノクロにしてしまうのは私的にはなんか違うなと思ってしまうんです。

私が表現する中でそうしたくないと思うだけで、そういうやり方をしてる方がどうこうとかは微塵も思ってないので気にしないでください。

なので話は戻りますが、ファインダー内でモノクロになるのは撮影するぞと意気込んでいる私の脳だけでなく目もモノクロで見ることができて助かります。

ミラーレス一眼になってそういうところが進化してくれて嬉しく感じます。

以前はファインダーを覗いてカラーの世界を撮影者の脳でモノクロに変換し、どんなふうに写るかなと考えながら撮っていたんだから想像力がすごいですよね。

私も同じように撮影したこともありますが、ボツ写真量産で話になりませんでした。笑

今はカメラがなんでも補助してくれるし、究極全てAuto設定にしても綺麗な写真を撮ることができる。

ピントは合わせてくれるし、追従するし、ISOを途中でいくらでも変えられますしね〜。

色も後からなんとでもなるし、明るさも暗室であーだこーだしないで、パソコンでトーンカーブをクリックして引っ張るだけで何とでもなるんだもんなぁ。

間違いなく私が50年前に戻って、風景撮影、野鳥撮影なんてしたら、何にも撮れずにノックアウトでしょう。

今回の一番の目的、瀧本幹也氏の写真展。

モナコで撮影された写真が十枚ほど飾ってありました。

モナコ行ってみたいな〜。色々な都市を1ヶ月ほど滞在して日常を切り取るということをしたいです。

ヨーロッパを半年くらいかけて歩き回りたい。

そして写真展をやっている方々お同様に個展とかしたいです。

欲張ってLeicaギャラリーでとは言いませんよ笑

撮影中にトイレに行きたくなってプロントへ。

ついでにコーヒーを飲んだのですが、プロントでコーヒーだけって申し訳ないなと思いパスタまで食べてしまいました。

そしてその後、行きたかった蕎麦屋さんで蕎麦も食べたのですが、腹がはち切れるかと思いました。笑

でもここのそば美味しかった〜。

かめや 銀座店。

銀座も一本裏手に入ると雰囲気ある昔ながらな建物も多いので歩いていて楽しいですね。

一枚目と三枚目の陽の差し込み具合が最高。

超微粒子で知られる白黒フィルムのACROSが活きるシチュエーションなのではないでしょうか。

OPENという看板を撮ったことで夜のネオンがギラギラした街でもモノクロは楽しいのではないかと思ってしまいました。

今度試しに行こう。

途中で家族へのお土産に塩パンを購入。

長蛇の列ができており、30分くらい待ちました。パン屋で待つのは初めてです。

待ってる間、日向ぼっこしてる鳩を撮っておりました。

全く動かず暖かそうにしており、とても可愛かったです。

無事パンも買えて、有楽町へ歩きます。

陽が建物に隠れて影も薄くなってしまっていたのですが、白黒はっきりしていないグレーメインの被写体でも上手く濃淡が表現されており感動しました。

ACROS楽しいですね。

フィルムは、廃盤になっている種類がとても多いですが、実は実は、ネオパン100 ACROSⅡという商品がまだ売っております。

いわゆるフィルムシミュレーションACROSのモデルになっているものですね。

最後の方にリンクを貼っておきますが、この時代にまだフィルムを製造してくれているFUJIFILM様、そのほかのメーカー様も本当にありがとうございます。

フィルムでモノクロ撮影すると今度は現像という話になるのですが、モノクロの現像をしている会社が日本には2社しかないようで(とあるカメラ屋さんで聞いた話です)どこの現像できるカメラ屋さんに持っていってもそこからモノクロ現像できる会社に送る仕組みになっているそうです。

そのためフィルムでモノクロ撮影すると、カラーネガよりも割高になることがほとんどだと思います。

それでもこのフィルムシミュレーション「ACROS」を使ってみてフィルムでも撮って見たいと思ったそこのあなた!

製造中止になってから使って見たかった。とならないようにフィルムでも使ってみるといいですよ。

やらずに後悔よりやって成功!じゃなくてやって後悔!ってやつですね。

安いフィルム用コンパクトカメラもありますし、こういうのから始めるのもいいかもしれませんよ。↓

私もたまに奮発してOM-1にACROSを入れて撮影したりします。最近ACROSは使ってませんが。

※5本セットで買ったKodak Gold200がまだ残ってて…消費期限が。

有楽町周辺スナップ

銀座から有楽町方面へ歩いてきました。

見出しで有楽町と銀座で分けましたが、正直どこからが有楽町なのかわからず、ここら辺だろというところで適当に見出し分けしました。

この後、東京駅方面にも行くのですがここも適当に切り替えるつもりですので、詳しい方怒らないでください。優しくご教授いただけると嬉しいです。笑

有楽町駅を通り抜け国際フォーラムへ。

ACROSで撮影しようと決めた時から、モノクロなら絶対に国際フォーラムには行こう!と決めたいたため、銀座から東京駅のルートでの散歩としました。

新国立美術館とも悩んだのですが、歩くことを考えたら国際フォーラムとなりました。

陽が射すと本当に綺麗ですね。

カーテンウォールのガラス部分から光が射し、フレームの部分が影になり綺麗な模様が床に映し出されます。

そこに人が通り綺麗なシルエットが浮かび上がる絵を想像して撮ったのですが、この距離では望遠じゃなきゃ私の想像したものは撮れませんでした。笑

クロップして70mm相当でも撮って見ましたけどダメでした、残念。

国際フォーラム作るの大変だったんだろうなぁ。

外にあるシェイクシャックでシェイクを飲みたかったのですが、先ほどそばとパスタを食べたのでお腹いっぱいで断念しました。

東京駅スナップ

国際フォーラムでの撮影を終え、X100Ⅵのバッテリーが危うい。

普段あまり充電しない上に、400枚近く撮影してバッテリーが底をつきそう。

東京駅の写真はなんとしても撮りたいのでバッテリー温存で東京駅まで移動します。

基本カメラは使用する前にバッテリー残量を確認して減っていれば出かけるまでの1時間程度、充電するという流れなのですが、X100ⅥのSD入れ忘れとバッテリー残量確認してもメモリマックスでした。

なので100%ではないにしても80%くらいはあったのかな。

そこから使い始めて400枚以上撮れているんだからバッテリー持ちも十分持つのではないでしょうか。

北海道でも1日に700枚近く撮った経歴もありますし、かなり優秀でしょう。

そして温存のおかげでなんとか東京駅も撮れました。

あとはボーナスチャレンジ。バッテリーが切れるまでにどこまで撮れるか。

最近のカメラは、TYPE-C対応で、直接カメラに差し込むことで充電できるのでバッテリー切れの心配が緩和されました。

昔は予備のバッテリーを持ったりとかしてたけど、そういうのもしなくなりましたね。

太陽の向きを考慮してJPタワーには登らず、新丸ビルからの撮影。

ここからの眺めも最高なので皆KITTEに行きがちですがここもおすすめです。

意外とバッテリー持ちますね。

そして日が傾いてきて雲もちらほら出てきました。いいアクセントになってビルを際立たせてくれます。

駅構内でも数枚写真を撮りましたが、照明、掲示板の光などは、綺麗にグラデーションが出来ておりそれもまた綺麗でした。やはり夜の撮影も良さそうな予感です。

結局撮影終了まで電池が持ちました。

まとめ

銀座、有楽町エリアのスナップ写真はいかがでしたでしょうか。

ACROSいいですね〜。楽しすぎて写真撮りすぎました。

モノクロ撮影するとモノクロフィルムを使って撮影したくなったり、Leica monochromeが欲しくなったり、Nikon Zfが欲しくなったりしますね。

皆様もお手持ちのカメラでモノクロ撮影できる機能があったりするようでしたら、ぜひ使って撮影してもらいたいです。

そしてX100Ⅵを検討している方、X100Ⅵのセンサーは最高でかつ、FUJIFILMのフィルムシミュレーションも楽しすぎますのでぜひ前向きに検討いただきたいです。

皆様の素敵なカメラライフがより豊かになると思います。

それでは今回はこの辺で。また次の記事で、さよなら〜

撮影機材

created by Rinker
富士フイルム(FUJIFILM)
¥294,800 (2025/03/08 15:00:23時点 Amazon調べ-詳細)

この記事は、広告、アフィリエイトリンクを使用しております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です