みなさんこんにちは。sakucameBlog sakuです。
今年もクリスマスの季節がやって来ましたね。
実は毎年恒例としているクリスマスディズニーです。
コロナ禍の時は行けませんでしたが、なんだかんだで10年近く行っているのではないでしょうか。
一時期は、年パスを買った方が良いのではないかと思うほど通っていた時期もありますが、最近は年1,2回は行きたいな〜くらいの感覚でいます。
以前住んでいたところよりディズニーランドから遠くに引っ越してしまったことが原因ですね。
でも今年もうまく調整がつき、ディズニーに行くことができたので撮った写真を共有しながらあれやこれや話していければと思います。
それではどうぞ。
──クリスマスのディズニーシーは“街そのもの”が被写体
冬が近づくと街が光り始め、どこか空気が引き締まるような季節になりますね。
そんな冬のクリスマスシーズンに訪れたディズニーシーは、まさに“撮り歩きの楽園”そのものだと感じました。
毎年ディズニーのクリスマスイベント期間中はとても人気で平日でも人多めです。
それも理解した上で今回は、3連休最終日の祝日に行って来ました。
休日なんてもってのほかと思いますが、ストリートスナップの視点で見れば、
ゲストの動きや光の変化、街の装飾まですべてが写真の一部になってくれます。
人の多さ、流れなども絵になりますし、少し人が多くて撮影しにくいこともありますが、それでしか撮れないであろう写真、出会い、タイミングなどもたくさんあります。
アトラクションに乗ろうと思うと人が多くて大変ですが、写真は並ばずに撮れますからね。
今回私は FUJIFILM X-Pro2 に XF23mmF2 R WR を装着し、
“街を撮る”視点でディズニーシーを一日歩き回りました。
ショーでもアトラクションでもなく、
スナップで巡るディズニーシーのクリスマスがどんな空気だったのか。
写真好きの方に、その雰囲気が少しでも伝われば嬉しいです。
午前中のディズニーシー──低い冬の光が景色を変えます
冬の朝の光は本当に特別です。
太陽が低い位置から差し込むことで、建物のエッジがくっきりと際立ち、
クリスマス装飾のひとつひとつが輝いて見えます。
エントランスのリースをくぐった瞬間、
「今日はいい写真が撮れる」と直感できるほどの澄んだ空気が広がっていました。

ハーバーに向かう途中では、ゲストが流れるように歩いていきます。
そのシルエットに逆光が差し込むと、冬の冷たい空気まで写り込むようで、
X-Pro2のクラシッククロームの色味がその世界にぴったりとはまります。

ショーとグリーディング
ショー目当てではないですが、ちょうどタイミングよくメディテレーニアンハーバーでディズニー・クリスマス・グリーティングをやるとのことでみることができました。

35mmでは、遠すぎて話にならんですね。笑
こういうショーを撮りたい時は、100-400とかがいいのでしょうね。欲しいな。
アメリカンウォーターフロント──物語が立ち上がる街です
クリスマスのディズニーシーで“街”を一番楽しめるのは、
やはりアメリカンウォーターフロントだと改めて感じました。個人的にです。

レンガの壁、古い看板、並ぶ建物、走る電車、冬服のゲストの姿。

そのすべてが“リアルな街の一部”として自然に写真に溶け込みます。
ほんと絵になります。撮ってて楽しい。

23mm(35mm換算)はこの街で本当に使いやすい画角です。
寄りすぎず、引きすぎず、人と街のバランスが絶妙にまとまります。
単焦点でディズニーに挑もうと思っている方は、フルサイズ換算で35mm程度がとても楽しく撮影できる画角だと思います。
用途によっても違いますがね。悩んでる方がいたら、写真を見て参考にどうぞ。
ズームレンズを着けて広範囲をカバーしながら撮影したいと思うかもしれませんが、意外と単焦点で行くことで割り切って撮影することができますよ。
世の中便利になりすぎたのではないでしょうかね。あるのも、出来ることの中で楽しむのも一つの方法だと感じます。
でも、明確に撮影したいものが決まっているなら、どんなズームでも何本もレンズを持っていくのも正解ですよね。

ニューヨーク・デリの前でホットドリンクを飲むゲスト、
ツリーの飾りを夢中で撮る親子、路地裏に差し込むスポットライトのような光。シャッターチャンスがたくさん。

X-Pro2の控えめなハイライトの粘りが冬の光とよく合い、
深みのあるスナップがどんどん撮れていきます。

ポートディスカバリーからロストリバーデルタへ──光の変化を楽しむ時間
ポートディスカバリーは、冬の澄んだ空気をそのまま写せるエリアです。
金属の曲線、ガラスの反射、冷たい色味の建物が特徴的で、
クリスマス装飾が少ない分、“光そのもの”が主役になります。天気のいい日は、特に最高ですね。
夜のイルミネーションも金属やガラスには相性抜群です。
ポートディスカバリーの奥側に太陽が沈んでいくので午後になるといい感じの逆光が撮れます。
夕方は、陽が沈む夕日を見ることもできますね。

23mm(フルサイズ換算35mm)の広さが未来的な建物のスケールをちょうどよく収めてくれて、
水面に映る光の揺らぎをハイライト気味に撮ると、冬らしい透明感が出ました。

ロストリバーデルタに入ると、一気に空気が変わります。
土壁の質感や建物の影が濃くなり、エリア全体が“陰影の街”のように感じられます。

特に14時前後、横から光が差し込む時間帯は最高です。(11月12月は陽が沈むのが早いので14時頃)
建物の角が強調され、ゲストの影が長く伸びていき、街の立体感が増す瞬間でした。

ミラコスタ通りとハーバー──夕暮れが街を温めます
夕方が近づくと、ミラコスタ通りの雰囲気が一気に変わってきます。

夕陽に照らされたクリスマス装飾がオレンジに染まり、
昼の落ち着いた空気から一転して、温かくロマンチックな街に変わります。

この“切り替わる瞬間”が、写真好きにはたまらない時間です。
娘とグリーティングしていたら、少し夕暮れ過ぎの撮影になってしまいましたが、ギリセーフ。笑
アーチをくぐるゲストのシルエット、点灯直前の柔らかい光に当たるリース、建物の壁が夕陽で深みを増す瞬間。

どれも“旅している感”を強く感じさせる景色でした。
そのままハーバーに移動すると、水面に映るイルミネーションが揺らぎ、
まるで街全体が呼吸しているような美しさがあります。

この時間帯は歩いているだけで物語が生まれていきます。
夜のディズニーシー──光と影が主役になる時間です
クリスマスのディズニーシーの夜は、本当に圧倒的です。
街全体が光に包まれ、昼間とはまったく違う世界が広がります。
アメリカンウォーターフロントの大きなツリー、
カナレット付近の静かなイルミネーション、
港の灯りに浮かび上がるゲストの横顔。

23mm(フルサイズ換算35mm)は夜でも撮りやすく、
背景の光を活かしながら自然な距離感で人物や街を写せます。

X-Pro2は最新機ではありませんが、
少しノイズが乗る描写が逆に“夜の空気”として心地よく、
イルミネーションの光の滲みがクリスマスらしさを際立たせてくれました。
まだまだ現役ですぜ。SDは、書き込み速度の速いものを使用することをお勧めしますがね。笑
今回の撮影セット──X-Pro2と23mmF2のベストバランス
今回持っていった機材は以下の通りです。
- FUJIFILM X-Pro2
- XF23mmF2 R WR
この組み合わせはディズニーシーとの相性が抜群でした。
- 軽くて持ち歩きやすい
- 起動が早く、シャッターチャンスに強い
- フィルムシミュレーションの色が街になじむ
- 35mm換算の自然な距離感がスナップに向いている
クリスマスの街を撮り歩くには、このセットだけで十分すぎるほどでした。
とくにクラシッククロームは冬の柔らかい光と相性が良く、
大人っぽいクリスマスの空気をそのまま写してくれます。
ちなみに補足です。
先ほどサラッと話しましたが、X-Pro2は起動は早いですが、読み込みが少し遅い節があるのでせめてでもSDの書き込みスピードは上げてあげた方がいいです。
SDの性能も低いと、もっと書き込みスピードが遅くなってしまいますので。笑
1日撮り歩いて感じたこと
写真には、その日の景色や光だけでなく、
そのときの自分の気持ちも写り込んでいるのだと思います。
2025年のクリスマスのディズニーシーは、ただのテーマパークではなく、
街を歩きながら写真を撮る“旅”そのものでした。
ショーやアトラクションを目当てにしなくても、
光を探して歩いているだけで、心が満たされていきます。ショーも立ち見で軽く見ましたけど。
またこの空気を撮りに来たい。
そう思いながら、夜のハーバーを後にしました。
何度も来ているので撮り飽きると思うところですが、撮影コンセプト決めてそれに合わせたカメラを持って行ったり、自分の中でこういうものを撮る日にしよう。とか、訪日観光で初めてディズニーに来た程で回ってみるとか、気持ち次第でいくらでも楽しめると思ってます。
ギャラリー























場所の紹介はしなかったものの、ちゃんと全てのエリアに行って撮影して来ましたよ。
ファンスプが入場制限解除してくれたのは本当嬉しいです。今度は乗り物乗りたいところ。
それとイルミネーションが綺麗な時期は、クロスフィルターや、ソフトフィルターがお勧めですね。今回なんで持って行かなかったのかと絶賛悔やんでおります。
撮影機材
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