NikonZ6を使い始めて結構経ちました。風景、スナップ、生き物など色々なものを撮影してきましたので使用感などを記事にします。

以前、セットで購入した24-70F4のレンズをReviewしましたが今回はZ6です。
まずZ6はNikonで初めて発売された2台のフルサイズミラーレスカメラのうちの一つです。発売時期はズレましたがZ6とZ7が同時に発表され発売に至っております。
大きな括りで分けるとすると高画素のZ7、高感度耐性のZ6でしょうか。

Z6はその他にも連写性能にも優れていますし、画素も2450万画素もあり正直私のような趣味として使用するレベルでは十分すぎる画素数だと思っております。

良い点
手振れ補正
軽い
高感度耐性に強い
EVFが見やすい
最大12コマの高速連写
瞳オートフォーカス 動物にも対応
悪い点
バッテリー持ちが悪い
シングルスロット
バッテリー持ちが悪い
充電しながら撮影できない
チルト液晶 ※バリアングルであって欲しかった
良い点
手振れ補正がついている
5段5軸の手振れ補正がついています。
三脚を立てられない暗所な場所ではもってこいな機能ですね。手持ち撮影の夜景撮影、マクロ撮影、ポートレート撮影等々色々なところで活躍してくれること間違い無しです。
手振れ補正が付いていないオールドレンズをフルサイズミラーレスカメラに装着して撮影するのも良いですね。

軽い
質量が約585g(バッテリー等込み675g)
めちゃくちゃ軽いですよね。キットレンズのNIKKOR Z 24−70mm f/4 S 質量約500gのレンズを付けても
1kgちょいと言う軽さです。
追加で14-30という超広角レンズも購入しましたが、こちらもものすごく小さく軽いです。
どちらも気軽に持ち出せる軽さですよね。軽いは正義です。
高感度耐性に強い
常用感度 ISO100-51200です。51200なんてすごいですよね。
私の感覚では感度12800くらいなら、悩まず上げても良いかなと感じます。
この函館からの夜景も手持ち撮影で手振れ補正+感度6400で撮影しております。

非常にノイズレスですよね!私もこれを撮ったとき感動しました。
EVFが見やすい
ファインダードット数369万ドットでとても見やすいです。
画面もカクつかず、ずっと覗いていても酔うこともなさそうです。
背面モニターも210万ドットで以前使っていたD810よりもピント合わせもかなり容易になりました。

最大12コマの高速連写
ものすごく速いです。超高速です。連写中のシャッターの音も気持ちいいですし、野鳥撮影、スポーツ撮影などの動き物を撮る方にももってこいなカメラだと思います。各サイトでReviewなどを見るとやはりまだAFの食い付きなど劣るところはあるそうですがまだZシリーズ初号機ですからね。この面はこれからどんどん進化していってくれることを期待しております。
瞳オートフォーカス、動物オートフォーカスがついている
瞳オートフォーカスが付いている上に、アップデートで動物瞳オートフォーカスにも対応しました。
私は、ポートレートなどを撮らないので使ったことはありませんが公式動画を見ましたがすごいですね。
Nikon公式 動物瞳AFの動画です↓
悪い点
バッテリー持ちが悪い
バッテリーは、Nikon公式通り300枚程度でしょうか。
スナップ撮影時は、その程度で風景撮影時は、背面モニターをずっと付けていたり
長時間露光をしたりするのでもっと減りが早いです。
しかし私、他のメーカーのミラーレス機も使用しておりますがみんなさほど良いわけではないと思いますのでZシリーズがバッテリー持ちが悪いと言うよりかは、ミラーレスカメラがというふうに捉えても良いかと思います。
私は、一日中撮影することもあるので純正バッテリーを2つ買い足しました。普通に高いですがバッテリーは必ず純正を買います。これで電池切れの心配はなく安心です。
- シングルスロット
記録メディアが1つかつ、XQDカードです。
XQDとはなんぞやと言う方もいるかと思いますので簡単に説明します。
カメラの高画素化が進み、記録するデータが大きくなってきたが為にSDカードよりもっと高性能なものを作ろうとなり、SONY、SanDisk、Nikonによる三社で仕様が制定され、開発された記録メディアです。
CFカードより小さくSDカードよりも大きいがその分頑丈な作りになっています。
話しを戻して、NikonZ6はシングルメディアだ言うことは、D810で撮影していた時の私の撮影時の記録方法は、RAW+JPEGで記録を別けるのでメモリーカードを2枚挿して別けていたがそれが出来なくなる。
一枚でそれをやる事もできるがすぐ容量がいっぱいになってします。
それならXQDをたくさん買えばいいと思うもですが、なんせ高い。64GBで1.7kとかします。SDカードから比べたらかなり高いですよね。
プロカメラマンなどの声は、シングルスロットだとデータが飛んだ時が怖い等の声もありますね。
そういった意味で記録メディアはダブルにして欲しかったなあと思います。
もっともっと需要が増えて価格が安くなることを願います。
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- 充電しながら撮影できない
一眼レフでタイムラプスを撮影する方などには、モバイルバッテリーなどで充電しながらカメラを使えないのは不便ですよね。
電池が切れてしまい、新しいのを入れるまでのタイムラグが発生してしまいますし、バッテリーが切れたことに気がつかないで
撮り終えたかと思って確認したら全然撮れてなかったなんてこともあり得ますよね。
※OFFの状態では充電されます
- チルト液晶である
これは決して悪い点ではありません。むしろローアングルハイアングルなど色々な撮影でもチルトを動かすことで背面モニターが見やすいですので重宝しています。しかし縦構図で撮るときにバリアングルならなーと思うのです。ない物ねだりですよね。贅沢言い過ぎですよね。ごめんなさい笑

まとめ
ざっと良い点、悪い点をまとめました。
カメラの用途によって色々な評価はあると思いますが、
私的にはとても素敵なカメラだと感じております。
たくさん使い倒したいと思います。
作例もいくつか載せておきます。










今後もっともっとレンズラインナップが増えることを首を長くして待ってます。
ゆっくりNikonらしい素敵なカメラ、レンズを作っていって欲しいですね。


カメラは完全に用途だと思います。
YouTubeなど見ていると、Z9、8じゃなければ、とか、Z fは最高だとかご意見はありましょうが、風景と花などが主題の私にとっては、レスポンスが高いとか、連写性能がどうとかは関係ないので、たとえシングルスロットであろうと、信頼性の高いCFexpressカードで十分ですし、むしろ新機能の必要性など感じてないので、Z6は最高の相棒です。また、サブ機にZ50を持っていますが、操作性が同じであることから、主に望遠系で使っています。
写真は過度に機能に頼ることなく楽しみたいですね。