少し前のことになりますが、紅葉真っ只中の日光に撮影に行って参りました。
いつもタイムリーに更新できずすみませんが今回も温かい心で読んでいただければ幸いです。笑
前日に宇都宮に前乗りしじゃらんで予約したカプセルホテルに一泊。朝3時に日光に向けて出発。
日の出前にいろは坂上りにある黒髪平展望台に到着し撮影。その後、半月山展望台から紅葉の岬と榛名湖のドアップという定番構図を撮り、華厳の滝でサックと撮影して午前中に帰宅というプランです。
ハイシーズンでしたが朝一に行ったことと、新型コロナの影響で外人観光客がいなかったため、例年より道路も駐車場も空いていました。天候にも恵まれ、いい撮影ができました。
それでは早速いろは坂から参りましょう。
1.いろは坂 黒髪平展望台
2.半月山展望台
3.華厳の滝
1.いろは坂 黒髪平展望台
いろは坂の黒髪平展望台は、いろは坂上りにある展望台です。
もう少し登ると明智平展望台という明智光秀が名付けたと言われる展望台があるのですが、その1キロ程度手前にある小さな展望台が黒髪展望台です。ここは車が10台も停められないほど狭い休憩所でトイレもありませんのでトイレはいろは坂に登る前に済ませましょう。
黒髪平展望台は、日光市街方面に開けており、太陽が登る方角であることから、日の出に合わせてくる観光客も多いです。
私もマジックアワータイムに到着し日の出を待ちドローンを飛ばす準備をします。結構な強風でドローンが飛ばせるか心配だったのですが横にいた若いカップルが私の持っているドローンと同じMavic Miniを飛ばしていたので私も思い切ってフライトさせました。
※以前風速7mの海で飛ばしたら、風が強すぎて帰還できなくなる紙一重の体験をしたのがトラウマなのです。
飛ばしたタイミングでちょうど太陽が顔を出し浅い角度から当たる太陽の光で紅葉が赤く染まります。
かなりの絶景です。タイムリーに映し出されるスマホの映像で勝利を確信。
高度を上げられる最高高さまで上げ道路の曲線がわかるような構図で撮影してみました。
航空法の関係で高さには規定がありますのでこの高さ以上あげることはできませんがもっと上げたくなる気持ちはわかります。
一眼レフと同じで高画素機が欲しくなってしますね。
Mavic Miniは一回のフライトが18分となっており、心配性な私はバッテリーが60%を切ると返ってくるようにしております。
動画はあまり撮らないのでサクサク構図を変えて撮影をしても10分あれば十分です。真っ赤な紅葉といろは坂をドローンで撮影できたので満足し次へ向かいます。
2.半月山展望台
半月山展望台は、中禅寺湖の南側にある半月山を登ったところにあります。
中禅寺湖スカイライン終点の半月峠第二駐車場に駐車し、細い登山道を20分ほど登ると展望台に到着します。交通規制がある為、夕方から朝までは中に入ることができませんのでお気をつけください。
朝7時にゲートが開き、7時過ぎには半月峠第二駐車に到着。
気合を入れて登山します。
気温は0℃で日陰になっている部分の土が凍っているのと、うっすら雪が降っておりました。そのせいで小道もかなり滑るのでちゃんとしたトレッキングシューズを履いていくのがおすすめです。
弛んだ身体を酷使しながら登ります。
登頂までの途中の景色も美しいです。
運動不足を身体で感じながら、なんとか登り切るとかなり狭い展望台があります。ぎゅうぎゅう詰めに入っても20人程度が限界のサイズで中禅寺湖側をベストポジションで撮影できるのは幅1メートルもありません。自然に列が出来ており私もレンズを取り出し準備します。
私の番まで回ってきたのですが、私より後ろも数人並んでいるし、幅も狭いので三脚は立てず撮影を行いました。
撮影時ちょうど雲の隙間から太陽も顔を出し紅葉に陽が当たり美しいです。
実は望遠レンズを忘れたなと思ってはいたのですが標準レンズも持ってくるのを忘れており超広角だけで撮影しております。
来年こそは望遠で能登半島みたいなところをバスっと抜きたいです。忘れ物注意ですね。
3.華厳の滝
半月山から降りてきてそのまま午前中のうちに華厳の滝に向かいます。車で半月山を降り中禅寺湖まで来れば数分で行けるおすすめスポットです。
華厳の滝は、落差97mを水が一気に流れ落ちる滝で日本三名瀑の一つとされております。
そんな自然の雄大さを感じさせる滝の水量は、なんとコンピュータにより管理されているそうなんです。下流に水力発電所があり、電力供給などのために、滝の上流にある中禅寺ダムで水量が調節されていて夜は水量を抑え、朝にはまた水量を戻しているらしいです。
考えた人も作った人も観光名所として発展させた栃木県にも驚かされますね。
そんな華厳の滝は、目の前に大きな駐車場があり、すぐ車を停めることができました。
華厳の滝の入り口エレベータ乗り場まで行く途中に食事処やお土産屋があります。
朝ごはんを食べておりませんでしたので腹ごしらをしてからエレベータに乗るためのチケットを購入です。
エレベータは昇降高さ100mとなっております。軽いGを感じながら1分間の乗車です。あっという間に降りることができるのですがそこからまた数100mほど歩いて滝見台に向かいます。トンネルの中をひたすら歩き数分。
滝見台に着くとちょうど太陽が東から上がってきて滝を綺麗に照らしております。下調べさず来たのですが午後だったら完全に逆光に…
ここは展望台がやや広めで三脚を立ててる方もちらほらいたのですが、風邪が強く鉄骨階段自体も風やら人の歩く振動で多少揺れているなと感じたため手持ちで撮影をしました。快晴でしたので感度を下げてもしっかり速いSSで撮影できました。
機材紹介
今回撮影に使用した機材は、DJI Mavic Mini Nikon Z6 Z14ー30F4 NiSi CPLフィルターです。
紅葉シーズンにもCPLフィルターは大活躍でつけっぱなしにしたいほど重宝します。フードをつけられないのが欠点なのでフィルターへ傷が付いてしまわないように注意してこまめに取り外し収納して取り扱っておりますがかなり面倒です。
各レンズ径ごとに揃えておけばいいのですがそんなお金もありませんし今まで通りこまめに取り外して使おうと思います。
今回の旅は秋ということもあり紅葉がメインとなりました。
奥日光はちょうど見頃ということもあり、かなりの撮れ高だったかと思います。
レンズを一本しか持って行かなかったことは、アホとしか言いようが無いですが来年同じ奥日光に行く時のために楽しみを取っておいたことにします。
余談ですがつい最近、2020年度の魅力度ランキングが発表されましたね。私の大好きな栃木がまさかの最下位になってしまいましたね。ものすごく素敵なところなのに…絶景、グルメ、観光と楽しめるスポットがたくさんあります。今後もたくさん栃木の絶景を紹介していきたいと思います。栃木を盛り上げるぞー!
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