11月末、1泊で訪れた静かな沖縄|【leica M11-p】で歩く短い旅

はじめに|沖縄旅スタート

みなさんこんにちは。sakucameBlog sakuです。

11月末 土日を使って一泊二日の沖縄旅に行ってまりました。

カレンダーを見れば、もう年末が近づいていますね。

仕事の区切りでもあり、気持ちが少しだけ慌ただしくなる時期です。

そんなタイミングで、なぜ沖縄に行ったのかというと、もう一つ別の記事を書くつもりですが、YOASOBIのコンサートに行くためです。

バッグの中に入れたカメラは、Leica M11-P。今回の旅は、ライブはもちろんのことですが、写真としてはこのカメラと向き合う時間を持つことを一番の目的にしていました。

何かとクセの塊Pちゃんとしっかり会話する旅ですね。最近はフリーズとかせず機嫌も比較的良い子してるので会話してもらえる時にたくさん話をするのが吉!

ということでLeica M11-Pを持っていってあれやこれや撮ってきましたのでたくさん写真を共有しながら、色々と話して行こうと思おいます。

長く滞在する余裕はありませんでしたが、逆に短いからこそ、気持ちを切り替えるにはちょうどいいかなと思いました。

沖縄といえば数日かけて巡る旅を想像しがちですが、今回はあえて欲張らない旅にします。

全部を見ようとせず、そのとき目に入った景色や空気を大切にする。

またいきたいと思ったらすぐ行けるし!

人間どんだけ欲張っても、もっと欲が出てくる生き物でもありますし。前置きが長くなってしまいましたね。

それでは、どうぞ。

11月末の沖縄の空気(1日目 午前)

関東朝一の気温は一桁台。沖縄は、26度とのこと。

朝の川崎駅。とても静かです。夜はめちゃくちゃ騒がしい街です。

羽田空港で今回旅を共にする友人と合流。

朝早い便だったため、バタバタと搭乗です。

以前乗ったことのあるstar warsの飛行機がいました。また乗りたいな。5月に映画館で上映するマンダロリアンも楽しみです。

沖縄には昼前に着きました。

飛行機から見える富士山が綺麗だったなぁ。

沖縄到着です。

沖縄空港を出た瞬間、思っていたよりも空気がやわらかいと感じました。

もっとじめっとしているかと思ったのですが、北海道のカラッとした夏って感じ。

夏の沖縄を想像していると、少し拍子抜けするほど穏やかです。

日差しはありますが刺すような強さはなく、影もどこか丸みを帯びています。

半袖に薄手の上着でちょうどいい気温でした。

歩いても汗ばむことはなく、カメラを首から下げたままでも苦になりません。

11月末の沖縄は、撮る側にとても優しい季節だと思います。

日差しは年中強いのでしょう。日焼け止めは必須です。

1泊旅行だから、撮るものを絞る

1泊という限られた時間の中では、自然と行動もシンプルになります。

今回は事前に細かい予定を立てず、レンタカーを借りて大雑把に回っている場所の近くで気になった所に立ち寄ることにしました。

写真についても同じです。

海と空、沖縄らしい色、そして人の少ない街の気配。

この3つだけを意識して歩くことにしました。

観光名所を無理に追いかけることはせず、SNSでよく見る構図もあえて狙いません。←これはいつも通り。笑

目に見えたもので良いなと思ったものをひたすら撮る。

その代わり、道端の植物や赤瓦の屋根、壁に残る色あせたペンキなど、足を止めたくなった瞬間をそのまま写真に残します。

Leica M11-Pは、そうした迷いのない一瞬を、静かに受け止めてくれるカメラだと再認識しました。

沖縄についてレンタカー屋さんへのシャトルバスに乗っている間に見つけた美味しそうなソーキそばのお店。

正確には、YouTubeを見ていてとある方がお勧めしていたお店だったのですが、案外レンタカー屋さんから近いことがわかり、行こうぜ!となって行ってきました。

すいませんね〜テーブルフォトの写真センス皆無な上に焦点距離70mm以上のこのレンズには酷な撮影。笑

ピント合ってない。

ぜひ沖縄に行った際は寄って欲しいお店です。

アメリカンヴィレッジへ行き海を見に行く(1日目 午後)

食後は、アメリカンビレッジがある西の海へ向かいました。

この季節の海は、遊泳禁止期間なので泳ぐ人はいません。

西に太陽が傾いてきて逆光になってしまった為、写真を撮っても海の青さが伝わりませんでした。

というか自分の目で見てもこの写真と同じ景色でしたので特に感動もなし。笑

波の音と風の音だけが、一定のリズムで続いています。冬は風が強い沖縄ですが、本日もしっかり風強めでした。

海は全く人がいないのでカメラを構えていても、誰かの邪魔になることはありません。

しかしアメリカンヴィレッジは、観光客で賑わっていたため、結構気を遣っての撮影となりました。

そしてアメビレは、びっくりするほどにクリスマス仕様!!!

日本で一番クリスマスしてるのではないかと思うほどにクリスマス。この暑さで全く季節感ないのですが、多分クリスマスシーズンでも暑くて四季によるクリスマスの雰囲気を味わい難いからこそ五感の視力、聴力で目一杯感じられるようにオーナメントをたくさん飾っているのでしょうね。

M11-Pで撮ったアメビレは、派手さがないですが、どの色もとても素直でした。

深い色を持つ海、木の緑、歩道の赤、所々にある黄色。どの色も破綻せずに綺麗に発色しています。

シャッターを切るのが楽しい。ピントを合わせるのが大変で気軽さは皆無ですが、一枚一枚ゆっくり撮れるいい機会です。

沖縄に来てまでもスタバでコーヒー。安定のスタバ。大好きスタバ。なんでコーヒーの名前を変えたのですかスタバ。

午後から夕暮れへ

夕方になると、空の色が一気に変わり始めます。

天気も良かったので綺麗なマジックアワーが見られるかなと思ったのですが、YOASOBIのライブが間に合わなくなってしまうことと、これはほんと申し訳ない。→私が仕事のリモートが入ってしまい16時くらいから車で2時間ばかし会議をしておりましたので全くと言っていいほど綺麗なサンセットは見ることが出来ませんでした。

会議した人も私が沖縄からリモートしているなんて知る由もないだろうし、本当はバックれたかったのですが、そんなひどいことできる人間ではないのでしっかりリモート会議をしました。

友人から奪ってしまったこの大事な2時間はどこかで埋め合わせします。笑

でもコロナ禍以降リモート会議も普及し、在宅やらも増え、出張なんかも減ったのではないでしょうか。周りで仕事している方々を見ても結構そういった方が多いと感じます。

出張は、移動疲れがありますが結構好きなんですよね。

夜の那覇

日が落ちてYOASOBIのライブ後、那覇の街を歩きました。

国際通り周辺ですね。

今さっき見てきたYOASOBIの広告を見つけました。

観光客の多いエリアでも、夜になると少し落ち着いた表情を見せます。

街灯、店の看板、窓から漏れる光。

それぞれの明かりが、控えめに存在しています。M11-Pの高感度耐性は、この時間帯のスナップにとても助けられました。

ISOを上げてもノイズは荒れにくく、暗部の階調も残ります。高感度耐性がめちゃくちゃ高いわけではないですが全然許容できるレベルです。

無理に明るくせず、夜は夜のまま写す。

その方が、その場の空気が写真に残るように思います。

レンズの開放F1.4まで大きくできるのもデカかったです。

Blue sealに行ってソフトクリームを食す。

めっちゃうまかったです。

北海道の真反対の沖縄でこんな濃厚なソフトクリームが食べられると思ってなかったので尚更美味しかったですね。お勧めです。笑

なにこれ!めっちゃいい被写体!!!ってのがほんと多いので歩くスピードがかなり遅いです。

国際通りは、昼と夜では全く違う雰囲気が味わえます。ぜひ行ってみて体感してもらいたいところです。

1時間以上も練り歩いておりました。

行ければバーにでも行って情報収集とかしたかったのですが結構疲労も溜まっていたのと、ここだ!というお店もなかったため、おとなしくホテルに帰りました。

食事も旅の一部として

夕食は、特別な店ではないステーキ屋さんに入りました。

観光ガイドに載るような名店ではないのでしょうか、あまり混んでないお店でしたが、地元の人が普通に食事をしている空間が心地よく感じられます。

肉も美味しかったですが、タレが良かったですね。やっぱりタレ大事。

なんかステーキ屋さんたくさんあってどこに行けばいいか迷いました。お勧めあったら教えてくさい。次回行く時の参考にします。

写真を見返すと、味の記憶よりも、その時の空気や何気ない会話がよみがえります。写真ブログとしては、それで十分だと思っています。

2日目の朝|静かな時間

翌朝、起きると空気が少しひんやりしていました。沖縄も朝は涼しいのかと思ったが、そんなことはなくただただエアコン冷房強過ぎただけ。

私が5時にアラームでかけたイカゲームのBGMは全く聞こえず、友人の6時にかけた爆音アラームで起床。

結構疲労が溜まっていたのですが、しっかり寝れたので良かったです。そしてちゃんと起きれて良かった。笑

朝の沖縄は、昼間とはまた違う表情を見せてくれます。

車通りの少ない道を車で走りながら、何枚かシャッターを切りました。

時間に追われる感じはありませんが、帰りのフライトを考えると、もう旅の終わりが近いことはわかります。

1泊という短さが、逆に一瞬一瞬を大切にさせてくれました。

そして朝ごはんは、朝7時からやっているソーキそば屋さんへ。

私の頼んだソーキそばは目の前にありますが、近くはピントが合わないので友人のソーキそばをパシャリ。笑

ここのコーレーグースは、液体ではなく、豆板醤みたいにペースト状になっておりとても美味しかったです。

友人は、前日たべたお店よりもこちらの方が好みだったようです。

私はどちらも美味しかったですが、前日に行った店の方が好きでした。どちらも今まで食べたソーキそばの中でも上位に入る美味しさであることは間違い無いです。

食べ終えた後は、沖縄といったら青い海ということで本島南側のビーチへ。

うん。綺麗。最高。

綺麗なバスケットコート。こういう施設を設けてくれるのも羨ましいですね。

ここで練習している子が数年後琉球キングスでプレイしていることでしょう。

ギャラリー

こうして振り返ってみると、今回の旅で撮った写真は意外と多くてびっくりしました。

移動中も常にシャッターを切っていたわけではなく、むしろカメラを下げたまま歩いている時間の方が長かった気がするのですがまさかですね。

一枚一枚を思い返すと、そのときの空気や音、立ち止まった理由が自然と思い出されます。

連写で量産した写真にはない、旅の記憶と結びついた感覚があります。

Leica M11-Pは、写真をたくさん撮ることよりも、「撮った時間を覚えていられる写真」を残すためのカメラなのかもしれません。

まとめ|短いからこそ、記憶に残る沖縄

1泊2日の沖縄は、沖縄のすべてを見れるほどの時間はありませんでした。ジャングリア行けてないですし。行こうと思ってもいないですが。笑

その代わり、光や空気、音といった、形のないものをしっかり感じることができたのではないでしょうか。

11月末という季節も、この旅にはちょうどよかったです。暑すぎず、人も多すぎない。

写真を撮るには、これ以上ないタイミングだったと思います。

また来たいと思える余白を残して帰る。それくらいが、今回の沖縄とLeica M11-Pにはちょうどよい距離感でした。

美ら海水族館は行きたかったな。ボソボソ

また沖縄行こっと。

最後に帰りの飛行機から見た富士山が最高に綺麗でした。

撮影機材

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