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みなさんこんにちは。sakucame Blog sakuです。
今年もねぶた祭り、行ってきました。今回は8月4日の1日だけの参戦です。
一昨年の記事(青森ねぶた祭り撮影記【撮影設定、立ち回りetc解説】)に続く2回目の撮影記になります。今年もしっかり書き残しておきます。
これから青森ねぶた祭りに撮影目的で行こうと思ってる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
正直なところ、ねぶた祭りは自分にとって夏の恒例行事みたいになっています。この熱量の中に身を置くと「今年も夏が来たな」と実感する感じで、写真を撮る楽しみと合わせて、欠かせないイベントになりつつあります。
そもそも青森ねぶた祭りってどんな祭り?
前回の記事でも書きましたが、簡単におさらいしておきます。知ってる方は読み飛ばしてください。
青森ねぶた祭りは、東北三大祭りのひとつに数えられる日本屈指の火祭りです。2026年は8月2日から7日までの開催で、期間中の人出は例年280万人規模と言われています。この数字を見るたびに、あらためてすごいなと思います。
高さ5m、幅9m、奥行き7mにもなる巨大なねぶた(灯籠)が、夜の市街地を練り歩く姿は本当に圧巻。1980年には国の重要無形民俗文化財にも指定されていて、単なる観光イベントというより、青森の文化そのものと言っていいお祭りです。
起源ははっきり分かっていないらしいんですが、有力なのは「眠り流し」という民俗行事から発展したという説。夏の眠気や疲労を、たいまつや灯籠に移して追い払うための行事だったそうです。津軽弁で「眠たい」を「ねぷてぇ」と言うところから「ねぶた・ねぷた」という名前になったという話もあって、方言由来の祭り名っていうのがなんだか面白いですよね。
祭りの主役は巨大な灯籠だけじゃなくて、その周りを飛び跳ねながら練り歩く「跳人(ハネト)」の存在も欠かせません。お囃子のリズムに合わせて「ラッセラー!ラッセラー!」の掛け声とともに飛び跳ねる姿は、写真だけじゃなくて生で見た時の音と熱量がすごいんですよね。決められた衣装を着ていれば誰でも飛び入りで跳人として参加できるので、観る側と参加する側の境界が緩いのもこの祭りの魅力だと思います。撮影者として通いながらも、毎回この掛け声と熱気に飲み込まれそうになる瞬間があって、それも含めてこの祭りの魅力なんだろうなと思っています。
ちなみに最終日の8月7日は、昼間の運行が終わったあとに受賞ねぶたを乗せた台船が青森港を巡る「ねぶた海上運行」と花火大会がセットで行われる特別な一日。今年は日程の都合で8月4日のみの参戦でしたが、近い将来海上運行と花火の日にも撮影に行きたいなと思ってます。
海上運行と言えば、青森に住んでいた頃(中学とかの時)、友達と朝から穴場スポットに場所を取って、屋台で焼きそばを買って、ニンテンドーDSなんかで時間を潰しながら夜まで待ち、花火とねぶたを見たのを覚えています。あれから何年経ったのか考えたくないですが、時が経つのは本当に早いものです。
青森市の「ねぶた」と、少し離れた弘前市で行われる「ねぷた」は、名前が似てるのでよく混同されがちですが別物です。青森のねぶたは人形をかたどった立体的な造形(人形ねぶた)が主役なのに対して、弘前のねぷたは扇の形をした灯籠が中心。同じ青森県内でも祭りの見た目がまったく違うので、機会があれば両方見比べてみるのも面白いと思います。

ねぶた師と「ワ・ラッセ」
余談ですが、あの巨大なねぶたは「ねぶた師」と呼ばれる制作者たちの手によって、毎年新しく一から作られています。骨組みから紙貼り、絵付けまで、数ヶ月がかりで仕上げられていると言われていて、当日の一瞬のために積み重ねられている時間の長さを考えると、見る側の姿勢も変わってくる気がします。
祭りの期間以外でもねぶたの雰囲気を味わいたい方には、青森駅のすぐ近くにある「ねぶたの家 ワ・ラッセ」もおすすめです。実物の大型ねぶたを間近で見られる展示施設で、制作の裏側や祭りの歴史についても知ることができます。撮影目的で青森を訪れるついでに立ち寄ってみるのもいいと思います。
当日の空気感
写真の話をする前に、少しだけ現地の空気感についても触れておきます。
撮影当日は、実は結構涼しくて、避暑地に来たような気分でいました。ただ、いざ祭りが始まると熱気がすごいんですよね。撮影も必死になってくると汗が垂れてきます。
会場に近づくにつれて聞こえてくる太鼓の音、笛の音、鉦の音。このお囃子が遠くから響いてくる時点で、もうテンションが上がります。実際にねぶたが通過するタイミングになると、その音に「ラッセラー!ラッセラー!」という跳人さんたちの掛け声が重なって、通り全体が音の塊みたいになります。
写真だとどうしても静止した一瞬しか残せないんですが、現地で浴びるこの音と熱量は何度経験しても驚きます。カメラを構えながらも、つい耳と体が持っていかれる瞬間が何度もありました。水分補給はこまめにした方がいいです。ワクワクしますよ〜

撮影以外の楽しみ方
せっかくなので、撮影目線以外の楽しみ方にも少し触れておきます。
沿道にはたくさんの屋台が並んでいて、祭り飯を片手に見物するのも定番の楽しみ方です。撮影に集中してるとなかなか寄り道できないんですが、開始前や終わったあとに軽く覗くだけでもお祭り気分が増します。

また、決められた衣装さえ着れば誰でも跳人として飛び入り参加できるのもこの祭りの特徴です。実は自分も昔、跳人として参加したことがあるんですが、最後に飛んだのはもう12年くらい前でしょうか。笑
あの頃はまだ身軽に飛び跳ねてましたが、最近はすっかり撮る側専門になりました。

今年は8月4日、平日での参戦でした。週末や最終日と比べると、体感的には多少動きやすかった印象です。とはいえ「多少」であって、それでも十分混んではいます。ねぶた祭りに関しては、平日だからといって空いてるというレベルではなく、あくまで週末と比較したときにマシというくらいの感覚で捉えておくのがいいと思います。

歩きながら撮るスタイルだと、この人混みの密度が地味に立ち回りやすさに直結してきます。今年は一昨年よりスムーズに動けた気がしていて、これは日程の巡り合わせも多少あるかもしれません。
今年使った機材
今年持って行ったのはNikon Z9。レンズはZ24-70mmとZ70-200mm、どちらも初代です。
一昨年、この組み合わせがあれば十分戦えるという確信を持てたので、今年も同じ構成でいくことに迷いはありませんでした。
この2本を選んでる理由はシンプルで、ねぶたは近距離でも遠距離でも撮りたい被写体になるからです。目の前を通過する瞬間は24-70mmで全体像や跳人さんの表情まで含めて広く撮って、少し距離があるタイミングや望遠で圧縮効果を出したいときは70-200mmに切り替える。この2本があれば大体のシチュエーションはカバーできます。
本当は、Z9とZ8にレンズを一本ずつつけてパシャパシャしたいですなぁ。レンズ替えるのめんどいっす。
初代モデルなので最新の70-200mmと比べると多少見劣りする部分もあるんでしょうが、正直不便を感じたことは一度もないです。それは新型を使ったことがないことも理由の一つかもしれませんが。
ねぶたのような明るい被写体相手だと、レンズの性能云々よりも立ち回りの方が結果に直結する気がしています。ボディがZ9なので、AF性能や連写性能に不満を感じることもほぼありません。動きの速いハネトさんを追うときも被写体検出のおかげでかなり歩留まりよく撮れてる感覚があります。
このあたりは一昨年からほぼ変わらず、機材よりも「立ち回り」の方を今年はアップデートしてきました。
ボディが新しくなるようなら要検討です。Z9発売からどれほどの時が経ったのであろう。

祭り撮影に行くときの持ち物まわり
機材以外の持ち物についても軽く触れておきます。真夏の夜のお祭りなので、想像以上に体力を消耗します。
モバイルバッテリーは必須です。連写しながら歩き続けるとスマホもカメラのバッテリーも思った以上に減るので、多めに用意しておいて損はないです。あとは汗対策のタオルと、こまめな水分補給用の飲み物。青森の8月は夜でも意外と蒸し暑くなるので、油断してると体調を崩しかねません。
靴も地味に重要で、何時間も歩きながら撮る前提なので、履き慣れたスニーカーなど動きやすいものを選ぶのがおすすめです。人混みの中を移動することも多いので、荷物はできるだけコンパクトにまとめて、両手はなるべく空けておくと動きやすいです。
カメラ機材としては、予備バッテリーとレンズクロスは必ず持っていくようにしています。長時間の撮影でバッテリー切れになると本当に悔しいですし、夜の湿気でレンズが曇ることもあるので、こまめに拭けるようにしておくと安心です。突然の小雨に備えて、簡易的なレインカバーをバッグに忍ばせておくのもおすすめです。
それとSDカード、XQDカード。忘れないように!これは自分への言葉でもありますね。
よく忘れます。XQDなんかどこでも買える代物ではないので本当に3重チェックくらいしなきゃです。
そんで長旅の時は、パソコンに取り込むためのカードリーダーもよく忘れる。
ほんと気をつけなきゃなんだけど定期的に忘れます。

場所取りはせず、歩きながら撮る
結論から言うと、今年も場所取りは一切してません。
定点で場所を確保して待つスタイルは、確かに安定した構図を作りやすいメリットがあります。三脚を立てて同じアングルでじっくり狙いたい人には向いてる方法だと思いますし、開始のかなり前から場所を確保しておく必要があるので、その分の待ち時間や体力も必要になります。
ただ、私はどちらかというと数を撮って良いカットを拾いたいタイプなので、歩きながら撮る方が性に合ってます。
具体的には、ねぶたの運航ルートを逆走しながら歩いて撮るのがおすすめです。定点だと1台のねぶたが通過するまでずっと同じ構図で数分待つことになりますが、逆走しながら歩くと、次から次へと新しいねぶたに出会えます。1台1台、光の当たり方も表情も跳人さんたちのテンションも違うので、歩きながら撮ってると飽きずにどんどんシャッターを切れるんですよね。
体力は使いますが、その分「今日はたくさん撮れたな」という満足感も大きいです。定点待機と歩き撮り、どちらが正解というわけではないと思うので、自分のスタイルに合う方を選ぶのがいいと思います。ちなみに僕は完全に歩き撮り派です。

正面写真を撮るタイミング
ねぶたは蛇行しながら進んでくるので、正面から綺麗に撮るには狙うタイミングにコツがあります。
基本は、自分側に蛇行してきたタイミングで正面写真を撮るのがベストです。ねぶたは左右に揺れながら進行するので、じっと待っていれば自然とこちらを向いてくれる瞬間がやってきます。
とはいえ、蛇行のタイミングは毎回綺麗に読めるものでもありません。ここで効いてくるのが「歩きながら撮る」スタイルです。
自分も動きながら撮ってるなら、そこまでシビアにタイミングを読む必要はないというのが今年の発見でした。多少タイミングがズレてこちらを向いてくれなくても、軽く移動して正面に回り込めば普通に撮れます。定点で待つスタイルだとこの融通が利かないので、歩きながら撮る強みはまさにここにあると思います。
望遠で狙うならここがベスポジ|ダイワロイネットホテル青森近くの十字路
200mmなどの望遠で安定して正面から狙いたいなら、いい場所を見つけました。
ダイワロイネットホテル青森近くの十字路です。
ねぶたはドーミーイン青森側から来るので、この十字路で自分の立ち位置と向きを合わせておくと、かなり綺麗に正面から抜けます。
実際、テレビ中継の撮影クルーもここで構えていたので、間違いなく安定して撮れる、いわば「公認」レベルのポイントだと思います。
望遠レンズで狙うときは手前から奥まで見通しが利く直線的なポイントを探すのが鉄則ですが、この十字路はまさにそれ。ねぶたが正面から真っ直ぐ向かってくる時間が長く取れるので、置きピン気味に構えてじっくり連写できます。中継クルーが選ぶ場所というのはそれだけの理由があるんだなと、実際に立ってみて納得しました。
私が立っていた場所と向いていた方向はこんな感じです。




もし来年以降ねぶたの望遠撮影で「なかなか正面が抜けない」と悩んでいる方がいたら、まずはこの十字路を候補に入れてみてほしいです。
アクセスとしては青森駅からも歩ける距離なので、電車で来る方にも比較的行きやすい場所だと思います。運行が近づくと歩道も混み始めるので、狙うなら余裕を持って早めに現地入りしておくのがおすすめです。警備の方の指示には必ず従いつつ、逆光にならない向きか、背景がごちゃつきすぎていないかもあわせてチェックしておくと、当日慌てずに済みます。

補足!近づいてきたら思い切ってドアップで撮るのも迫力があって良いですよ。

望遠で撮るときのちょっとしたコツ
せっかくなので、望遠レンズでねぶたを狙うときに気をつけてることも書いておきます。
まず、ねぶたはゆっくり進むとはいえ完全に静止してるわけではないので、シャッタースピードはある程度確保しておいた方が安全です。
特に望遠側は手ブレも被写体ブレも起きやすいので、油断すると全体的に眠い写真になりがちです。
あとは連写を惜しまないこと。表情やポーズは一瞬で変わるので、良さそうなタイミングだと思ったら多少多めに切っておいて、あとで選ぶくらいがちょうどいいです。Z9は連写性能もバッファも余裕があるので、このあたりを気にせず撮れるのはかなり助かってます。
XQDカードも読み込み、書き込み速度が速いので助かります。
AFエリアは被写体検出まかせのワイドエリア寄りで運用してて、跳人さんが人混みの中を動き回ってもピントが大きく外れることは少なかったです。

跳人さんを狙うときは、飛び跳ねる動きの一番高い瞬間や、鈴やお面が揺れる一瞬を狙うと表情豊かな写真になりやすい印象です。

このあたりは何度か通ってタイミングを覚えていくしかない部分でもあります。
うまくいかない写真なんて星の数に負けないくらい量産します!それでもめげずにトライ!
ちなみに、今回は写真だけでなく動画も少し意識して撮ってみました。SNSに上げる用の短尺クリップを何本か撮っておくと、写真だけでは伝わりにくい音や動きの臨場感を後から見返したときに思い出しやすいです。Z9は写真機としての性能はもちろんですが、動画性能も高いので、こういう祭り撮影のようにスチルと動画を両方欲しくなるシーンでは正直かなり頼りになる一台だと思っています。
手ぶれ補正に感動っす!
撮影時のマナーについても少し触れておきます。
沿道は人がぎっしりなので、三脚や大きな荷物で通路を塞いでしまうと後ろの方や運行の妨げになります。フラッシュも跳人さんや周りの観客の迷惑になりかねないので基本的には使わない方が無難です。
警察、警備の方の指示にはすぐ従う、通路や交差点をふさがない、この2点を意識しておくだけでもだいぶトラブルは防げると思います。歩きながら撮るスタイルは、こうした「一箇所に居座らない」という意味でもマナー的に気を使わずに済むメリットがある気がしています。人の邪魔にだけならないように気をつけよう。
設定面、一昨年と変えたところ
一昨年の記事にも書きましたが、ねぶたは灯籠自体がかなり明るいので、望遠でアップにするとISO100・F4.0くらいでもSS1/100くらいは普通に稼げてしまいます。
裏を返すと、あえて流し撮りで動きを出そうとすると意外と難しいんですよね。シャッタースピードが自然と速くなりがちなので、動きのある躍動感を出そうとすると逆に一手間必要になります。
今年はそこに挑戦してみました。少しシャッタースピードを落として、躍動感のある写真を狙ってみたんです。絞りはF9くらいまで上げて調整しました。

結果は……まだまだ練習が必要そうです。笑
流し撮りって頭では分かってても実際にやるとなると全然別物で、成功率がなかなか上がりません。ねぶたのように動きが規則的でない被写体だと、なおさら難易度が高い気がします。来年はもう少し狙って撮れるようにしたいところです。
撮って終わりじゃなくて、現像のときに意識してることも少し書いておきます。
ねぶたは灯籠自体の色が強く出るので、ホワイトバランスを触りすぎると逆に不自然になりがちです。
基本は現場の色味をあまり崩さない方向で微調整して、露出とコントラストだけしっかり追い込むようにしてみました。
あとは人混みの中での撮影だとどうしても余計な人影や看板が入り込みやすいので、構図の時点である程度整理しておいて、現像段階では大きくトリミングしすぎないことを意識しています。
夜間かつ望遠なので高ISOになりがちなカットもありますが、Z9はノイズ耐性もそれなりにあるので、必要な範囲で軽くノイズ処理をかける程度に留めています。
来年行く方へのチェックリスト
ここまでの内容を、ざっくりチェックリストにまとめておきます。
・場所取りより「歩きながら撮る」スタイルも検討してみる ・ねぶたは蛇行するので、自分側に向いたタイミングを待つか、自分が動いて正面に回り込む ・望遠で安定して正面を狙いたいなら、ダイワロイネットホテル青森近くの十字路をチェック ・明るい被写体なので、意図的に流し撮りするなら絞りとSSの調整が必要 ・モバイルバッテリー、水分、動きやすい靴は必須装備 ・現地は音と熱気がすごいので、撮影の合間に生の雰囲気も楽しむ
露出まわりでもうひとつ気をつけてるのが、灯籠の白飛びです。
ねぶたは中から強い光で照らされているので、露出を欲張ると光源部分がすぐに白飛びしてしまいます。撮って出しのプレビューだけだと気づきにくいので、ハイライト警告を表示させながら、白飛びしすぎない範囲で明るさを追い込むようにしています。多少アンダー目に撮っておいて、現像で持ち上げる方が結果的に階調を残しやすい印象です。
AFに関しては、基本はワイドエリアAFに被写体検出を組み合わせて、あとはシャッター半押しでの置きピンを併用してます。ねぶたのような大きくてゆっくり動く被写体と、跳人さんのように小さく素早く動く被写体が同じフレームに混在するシーンも多いので、状況によって置きピン寄りにするか検出まかせにするかを切り替えるようにしています。
使ってる現像ソフトはLightroomです。
撮って出しでもある程度は見られる絵になってくれることが多いんですが、夜の祭り撮影は光源の色温度がバラバラになりがちなので、最終的には1枚1枚微調整することが多いです。枚数が多くなりがちなジャンルなので、似た条件のカットはまとめて設定をコピーしつつ、気になるカットだけ個別に追い込む、というやり方で効率よく現像するようにしています。

よくある質問
最後に、ねぶた祭り撮影でよく聞かれそうなことをQ&A形式でまとめておきます。
Q. 三脚は必要? 歩きながら撮るスタイルなら基本的に不要です。定点でじっくり撮りたい人だけ検討すればいいと思います。人混みの中では三脚を広げるスペース自体の確保が大変なので、その点も踏まえて判断するのがおすすめです。場所取り大変ですよ。あとは有料って手もあり。
Q. 望遠は何mmくらいがあれば十分? 70-200mmクラスがあればかなり戦えます。距離のあるポジションから正面を狙うことが多いので、望遠側は長めに持っておくと安心です。24-200とか持ってたら最強かもしれませんね。
Q. どの日に行くのがおすすめ? 週末や最終日は特に混雑しますが、その分お祭りとしての盛り上がりも最大です。人混みを避けてじっくり撮りたいなら平日、雰囲気重視なら週末や最終日、と目的に合わせて選ぶのがいいと思います。混んでてもいいよっていうのであれば4日5日頃は、激アツです。審査等もあるので気合の入った運行が見れると思います。
Q. 雨が降ったら撮影はどうする? 機材の防滴対策は必須です。レインカバーやタオルを用意しておくと安心です。ねぶた自体は荒天でもカバーをかけて運行されることが多いので、行く予定なら念のため雨具は準備しておいた方がいいと思います。
Q. 人混みが苦手でも楽しめる? 沿道はかなり混み合うので、人混みが強く苦手な方には正直厳しい部分もあります。ただ、少し早めの時間に現地入りして落ち着ける位置を確保しておく、歩きながら撮って混雑の薄いエリアを探すなど、工夫次第で負担は減らせると思います。
Q. 子連れでも撮影しながら楽しめる? 沿道はかなり混み合うので、小さいお子さん連れだと撮影に集中するのは難しい面もあると思います。運行ルートから少し外れた広めのスペースや、観覧席が用意されているエリアを事前に調べておくと、撮影と見物のバランスを取りやすいかもしれません。あと子供にはねぶた怖いかもですね。笑
ねぶた祭りって「撮る対象」としても「体験する対象」としても両方の魅力がある珍しいイベントだと思います。写真を撮ることに集中しすぎると、その場の音や熱気を体で感じる時間が減ってしまう気もしていて、そのバランスの取り方は少しずつ模索している最中です。
今年は歩きながら撮るスタイルのおかげで、移動している最中に自然と音や掛け声を浴びる時間も増えた気がしていて、これは撮影面だけじゃなく体験としても良かった変化だったなと思っています。
一昨年からの変化を振り返って
一昨年の記事を書いたときと比べると、機材面での変化はほぼありませんが、立ち回りに関する解像度はかなり上がった実感があります。一昨年の時点でも「歩きながら撮る」方向性は書いていたと思うんですが、今年は運航ルートを逆走するという具体的なやり方まで言語化できたのが一番の収穫でした。
望遠のベスポジも、一昨年までは毎回その場のノリで立ち位置を決めていたんですが、今年はっきり「ここがいい」と言える場所を見つけられたのは大きいです。次に行くときはこの記事を自分用のメモとしても見返すつもりでいます。
来年への課題と展望
今年1日だけの参戦であらためて感じたのは、立ち回り次第で撮れる枚数もクオリティも大きく変わるということです。場所取りをせず歩きながら撮るスタイルは自分にかなり合っていると再確認できましたし、望遠のベスポジも新しく見つけられたので、来年以降も同じ場所を軸に立ち回れそうです。
課題として残ったのは、さっき書いた流し撮り。あとは今年は日程的に1日しか行けなかったので、来年はできればもう1日プラスして、今回見つけたベスポジ以外の場所も開拓してみたいなと思っています。
まとめ
機材自体は一昨年から変わっていませんが、今年も現地を歩きながらベストポジション探しをして撮影してきました。今年は1日だけの参戦でしたが、逆走しながらの立ち回りと望遠ベスポジのおかげで、短時間でもかなり撮れた実感があります。
これから青森ねぶた祭りに撮影で行く予定がある方は、場所取りにこだわりすぎず、まずは歩きながら自分に合った立ち回りを探してみるのもおすすめです。ダイワロイネットホテル青森近くの十字路も、望遠で狙いたい方はぜひ候補に入れてみてください。
来年もまた行けたら、今度は流し撮りをもう少し極めて挑戦したいと思います。
同じ場所、同じ時期に通ってるはずなのに、その年ごとに違う表情を見せてくれるのがねぶた祭りの面白いところだなと、今年もあらためて感じました。来年もまたこうして記事にできるように、元気に通い続けたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。来年のねぶた祭りで、少しでも良い一枚が撮れますように。























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