みなさんこんにちは。sakucame Blog sakuです。
カメラバッグの記事を書いていて、そもそも私がなぜカメラバッグを探し始めたのかという話を先に書いておこうと思いました。
それまで撮影に使っていたのが、BRIEFINGのエクスカーションパックです。
このバッグについては、買ったときのレビューと、機材を入れるためのインナーケースの選び方で、すでに2本書いています。
インナーケースを入れれば機材は運べます。それは前回書いたとおりです。今日はその先の話で、インナーケースを入れてもなお残った限界について書きます。
結論から書きます。
旅行には本当に最適です。ただ、機材をたくさん入れるのには向いていませんでした。
しかも向いていないと感じた点は、1つだけです。気になる方だけ読み進めていただければと思います。
作りは文句なしです
まず褒めるところから。
素材はCordura® Air Spectra Ripstop × Cordura® Air Ballisticで、撥水加工も入っています。容量は約25L、サイズは幅約34cm × 高さ約46cm × 奥行約18cm。定価は65,000円(2026年9月6日時点)でした。
持つと分かるんですが、薄くて軽いのに、引っぱってもびくともしません。分厚いバリスティックナイロンの強さとは、方向が違う強さなんですよね。金具もしっかりしていて、使っていて不安になる部分がありません。
デザインも、カメラバッグっぽくないのが良いんですよね。撮影のために持ち出していても、見た目はただのバッグです。
向いていないと感じたのは、1点だけでした
で、ここが本題です。
カメラの自重で、バッグの形が変わってしまいます。
機材を入れて持ち上げると、重いところに向かって生地が引っ張られて、バッグ全体の形が崩れていきます。
これが背負ったときに効いてきます。バランスが悪くなるんです。重心が勝手に移動するので、歩いているうちに体のどこかが疲れてきます。
リュックのほうも、少し型崩れしてしまいました。
不満はこの1点だけです。他は気になりませんでした。
生地の強さと、型を保つ力は別物でした
なんでこうなるのかを考えてみたんですが、芯材と自立構造がないからだと思います。
カメラバッグを触ってみると分かりやすいです。Think Tankのローラーなんかは、厚い生地に芯材とパッドが入っていて、中身が空でも形が保たれます。詰めが甘くても自立するし、立てかけても崩れません。
一方でエクスカーションパックは、薄くて軽い生地の引張強度で荷物を守る作りです。破れにはめっぽう強いんですが、重量物を入れたときに形を保つ、という設計にはなっていません。薄い生地には、そもそも形を支える役目がないんですよね。
・BRIEFING:生地は薄くて軽くて強い。ただし重いものを入れると形が負ける
・カメラバッグ:厚い生地+芯材+パッド。中身が空でも形が保たれる
生地の強さと、型を保つ力。この2つは別物でした。
カメラバッグがなぜあの値段なのか、ここで少し分かった気がします。
じゃあBRIEFINGはいつ使うのか
使い道が消えたわけではまったくなくて、むしろ最適な場面がはっきりしました。
デカいレンズを持っていかない、何泊かする旅行です。
重量物が入らなければ形は崩れません。そして何泊かする旅行なら、衣類や日用品が入る容量と、見た目の良さがそのまま効いてきます。
カメラは持っていくとしても、ボディ1台とレンズ1〜2本くらい。この構成なら、何も問題が起きないはずです。
それから、飛行機に望遠を持っていく場合は、機材を機内持ち込みにして衣類を預けることになります。このときBRIEFINGは衣類側で使えます。この話は重量計算と一緒に別記事に書いたので、気になる方はそちらを読んでください。
来月、出雲で答え合わせをしてきます
で、来月さっそく機会があります。
電車で出雲に行く予定です。何泊かして、デカいレンズは持っていきません。
これ、さっき書いた「最適な場面」にそのまま当てはまるんですよね。本領発揮するとみています。
というわけで、帰ってきたらこの記事に追記します。実際に何泊か持ち歩いてどうだったか、型崩れは起きなかったか、そのあたりを書き足す予定です。
まとめ、そして次は
・作りと生地は文句なし。見た目がカメラバッグっぽくないのも良い
・向いていないと感じたのは1点だけ。カメラの自重で形が変わり、背負うとバランスが崩れる
・原因は芯材と自立構造がないこと。生地の強さと型を保つ力は別物だった
・最適なのは、デカいレンズを持っていかない何泊かの旅行
・望遠を飛行機で運ぶときは、衣類側のバッグとして使える
機材をたくさん入れるならカメラバッグ、という結論に遠回りしてたどり着いたんですが、BRIEFINGが悪いわけではまったくありませんでした。入れるものが違っただけでした。
次は来月の出雲のあとに、この記事を追記更新します。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
それではまた次の記事で会いましょう。さよなら〜















誤解のないように書いておくと、生地が弱いという話ではありません。むしろ生地は強いです。それでも形が負けるというのが、使ってみて分かったところでした。