Z6には、カメラの撮影機能にHDRモードがあります。
私はよくHDR撮影をするときは、手動で露光を変え5枚ほど撮影してPhotoshopで合成しています。
しかし最近の新しいカメラは、本体にその機能がついていることが多いみたいですね。最近のカメラはすごいなぁ。
Z6にその機能がついているのは知っていたのですが、PhotoshopのHDR合成に慣れていたし何より満足していたし、Z6のHDRの使い方がわからなかったため、一度も使ったことがありませんでした。(人はこうやって新しいものに挑戦することをめんどくさがり、段々世の中から取り残されていくのでしょうか)
しかし何事も挑戦。一度使ってみようと思いこの機能を使って撮影してきましたので、設定方法の解説と作例を載せて行きたいと思います。
そもそもHDR(ハイダイナミックレンジ)とは、明るい部分と暗い部分の差(ダイナミックレンジ)が大きいシーンで、露出の異なる複数枚の写真を合成して白飛び・黒潰れを抑える技術のことです。逆光の風景や、室内から窓の外を含めて撮りたいときなど「明るいところに合わせると暗部が潰れる、暗部に合わせると空が真っ白」という場面で威力を発揮します。
Photoshopでの手動合成は自由度が高い反面、複数枚の位置合わせや現像の手間がかかります。対してカメラ内HDRは、シャッターを1回切るだけで明暗差の少ない1枚のJPEGが自動生成されるので、とにかく手早く仕上げたいスナップシーンに向いています。
Nikon Z6 HDR設定方法
menuを開くとHDRモードという項目が出てきます。
なぜかHDR撮影が選択できないではないようになっています…
調べてみると撮影方法がRAW撮影モードになっていると使えないようです。
1.撮影保存データをJPEGモードに切り替え完了
2.HDRモード選択
設定は以上!後は撮影するだけです。
↑明るい写真と暗い写真
1回シャッターを切るとこの明るい写真と暗い写真が自動で撮影されます。
その後カメラ内で自動でHDR合成した写真が保存され、モニターにHDRされた写真が表示されます。
↑HDR合成後の写真
JPEGデータですが、多少明いところ暗いところがあったりしますが許容範囲だと思います。
それでも気に食わないのであればLightroomなど写真現像ソフトで調整をするといいでしょう。
JPEGデータですが明るさ調整程度なら画質がさほど落ちずに調整できるかと思います。
それでも気に食わない場合は、手動で撮影しPhotoshopでのHDR合成をお勧めします。
その他の作例↓



Z6のカメラ内HDRを使うときの注意点
- RAWでは使えない:記事内で触れた通り、記録画質をJPEGに切り替えないとHDRモードが選択できません。RAW+JPEGで撮って現像で追い込みたい方には不向きです。
- 2枚を連写して合成する仕組み:明るい写真と暗い写真を続けて撮影するため、動いている被写体(人、車、木の葉が揺れるシーンなど)では合成時にズレが出やすくなります。三脚を使うか、なるべく静止したシーンで使うのがおすすめです。
- 仕上がりはカメラ任せ:合成の強さを細かく調整することはできないので、「もう少し暗部を持ち上げたい」など追い込んだ表現をしたい場合はPhotoshop等での手動合成の方が向いています。
逆に言えば、動きの少ない風景・建築・物撮りなどではデメリットがほぼ気にならないので、旅行のスナップなどでサッと明暗差を抑えたいときには積極的に使っていい機能だと思います。
まとめ
とても使いやすいし、設定も楽で合成処理機能も申し分ありません。
今までPhotoshopでやっていましたが、諸々の手間と現像後の仕上がりの具合を見てもカメラ内でHDR機能を使用しての撮影でもなんら問題ないということがわかりました。
まだ使ったことないよ~って方、ぜひ使ってみてください。いい写真撮れますよ。
Z6本体についてもっと知りたい方は、実際に使って感じた良い点・気になる点をまとめた記事もどうぞ。
※本記事の設定手順は2023年時点のメニュー構成に基づいています。ファームウェアのバージョンによってメニュー項目の位置が若干異なる場合があるのでご了承ください。


















