Nikon 800mmを実際に使ってみた|作例でわかった超望遠の世界

皆さんこんにちは。sakucameBlog sakuです。

以前開封記事を書いた通り私は去年の末に超望遠レンズの世界に、ついに足を踏み入れてしまいました。

年始に競馬場に持って行き撮影したり、川津桜とメジロのコラボで使ったり、鈴鹿まで行きF1を撮影したりと少しですが作例が溜まってきたので紹介できればと思います。

今回紹介するのは、Nikonの超望遠レンズ「800mm」。
これまで標準域〜中望遠中心で撮影してきた自分にとって、完全に未知の領域です。

正直なところ、「使いこなせるのか?」という不安もありましたが、実際に何度か撮影に持ち出してみると、その描写力と表現の幅にかなり驚かされました。

この記事では、軽くレンズの仕様や特徴に触れつつ、

  • メジロ(野鳥)
  • 競馬
  • F1

という3つのシーンで撮影した作例を中心に、実際の使用感を紹介していきます。


Nikon 800mmの基本スペックと特徴

今回使用しているのは、NikonのZマウント用超望遠レンズです。

主な特徴はこちら。

  • 焦点距離:800mm
  • 開放F値:F6.3
  • 手ブレ補正(VR)搭載
  • 比較的軽量設計(超望遠としては異例レベル)

800mmという焦点距離は、簡単に言うと「肉眼では遠すぎて見えない被写体を引き寄せる」レベルです。

これまでの望遠レンズとは完全に別物で、

  • 圧倒的な圧縮効果
  • 被写体との距離を感じさせない描写
  • 背景の整理能力

といった点で、写真の表現が一気に変わります。

レンタルで180-600などを使ったり、Fマウントでは200-500のレンズを使っていたりしましたが本当に未知の領域です。

また、このレンズは超望遠でありながら軽量化されているため、手持ちでも運用できるのが大きな魅力です。

とはいえ、長時間の撮影ではやはり腕にきますが…。


メジロ撮影|小さな被写体をしっかり捉える

まずは野鳥撮影から。

メジロのような小さくて素早い被写体でも、800mmならしっかりフレームに収めることができます。

実際に使ってみて感じたのは、

「ここまで寄れると、逆に構図が難しい」

ということ。

ちょっとしたフレーミングのズレで画が破綻するので、

  • 被写体の向き
  • 背景の抜け
  • 枝や葉の位置

などをかなりシビアに見る必要があります。そんなことを考えながら構図を決めたり、メジロを追っかけているとあっという間に体力が削られて行きます。笑

ただ、その分ハマったときの描写は圧巻です。

羽の質感や目の輝きまでしっかり描写されるので、「撮れた」ではなく「写し取った」という感覚に近いですね。

メジロ撮影記事詳細は、こちら☝️


競馬撮影|圧縮効果と迫力のある画作り

続いて競馬。

これは正直、かなり相性がいいです。

遠くの馬群を引き寄せて、密度のある画が作れるのが800mmの強み。

特に感じたのは、

  • 背景がギュッと詰まる圧縮感
  • 馬同士の距離感が縮まることでの迫力
  • 被写体の切り取りの気持ちよさ

です。

ただし、これもフレーミングはかなりシビア。

それとここまで近いと流し撮りはできないですね。

メジロよりはマシですが、やはり動きの速い被写体を800mmで追うのは難易度が高く、少しでもズレるとすぐフレームアウトします。

それでも、うまくハマった一枚の破壊力は抜群。

これはクセになります。

G1などの重賞だと人がたくさんいるので大きいレンズを取り回すと周りに迷惑をかける可能性もあるので注意が必要ですね。


F1撮影|超望遠で切り取る非日常のスピード

最後はF1。

鈴鹿サーキットでの撮影で使用しました。

F1のような高速被写体に800mmを使うのは正直チャレンジでしたが、結果としてはかなり面白い画が撮れました。

特に印象的だったのは、

  • 背景が一気に圧縮されることで生まれる異世界感
  • マシンのディテールが際立つ描写
  • 遠くのコーナーでも迫力あるカットが撮れる

という点。

ただし難易度はかなり高いです。

  • 被写体のスピードが速い
  • フレーミングがシビア
  • ブレやすい

と三重苦。全然ピントが合わなくて没写真量産でした。

それでも成功したときの一枚は、他の焦点距離では絶対に撮れない世界であることはわかりました。来年は撮りたかったアングルで撮影できればいいな。

がんばります。


実際に使って感じたメリット・デメリット

ここまで使ってみて、率直に感じたポイントをまとめます。

良かった点

  • 圧倒的な引き寄せ性能
  • 背景整理能力の高さ
  • 表現の幅が一気に広がる
  • 軽量で意外と扱いやすい

気になった点

  • フレーミングが非常にシビア
  • 長時間の手持ちはやはりキツい
  • 三脚・雲台の重要性を実感する

特に「ブレ対策」と「安定性」は今後の課題です。


カバーやジンバル雲台も検討中

今後さらに使い込むにあたって、いくつか導入したいものも見えてきました。

まずはレンズカバー。

屋外での使用が多くなるため、傷や汚れ対策として導入したいところです。

そしてもう一つがジンバル雲台。

800mmクラスになると、

  • 手持ちの限界
  • 長時間撮影時の疲労
  • 構図の安定性

といった問題が出てきます。

ジンバル雲台があれば、

  • スムーズな追従
  • 安定した構図
  • 疲労軽減

が期待できるので、かなり導入優先度は高めかな。


まとめ|Nikon 800mmは“世界を変えるレンズ”

Nikon 800mmを実際に使ってみて感じたのは、

「写真の見え方が変わるレンズ」だということです。

これまで撮っていた被写体でも、

  • 距離感
  • 圧縮感
  • 情報量

がまったく違う写真になります。

扱いは決して簡単ではありませんが、その分リターンも大きい。

まだまだ使いこなせているとは言えませんが、これからさらに撮影を重ねて、自分なりの使い方を見つけていきたいと思います。

カバーやジンバル雲台の導入も検討しつつ、
このレンズでたくさんの写真を撮っていきたいと思います。

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