リフォームの手伝いで松山へ|働いて、少し旅をした二日間

こんにちは。sakucameBlog sakuです。

今回訪れたのは愛媛県松山市。しかし目的は観光ではなく、知人宅のリフォームのお手伝いと完成した部屋の撮影でした。ニトリやホームセンターを巡る一日、雨上がりに歩いた道後温泉、有給中でも仕事が気になってしまう自分、そして帰りの飛行機から眺めた夕焼け。旅行ではなかったはずなのに、振り返れば確かに旅だった二日間を写真とともに綴ります。


目次

  • 松山へ向かった理由は旅行ではない
  • 羽田からわずか1時間20分の松山へ
  • 松山に着いて最初に向かった場所
  • リフォームのお手伝いが始まる
  • 雨上がりの道後温泉を歩く
  • (後編)働いて、少し旅をした二日目
  • (後編)夕焼けの帰り道
  • まとめ
  • ギャラリー
  • 使用機材

松山へ向かった理由は旅行ではない

こんにちは。sakucameBlog sakuです。

7月上旬に「松山へ行ってきました。」

そう話すと、多くの人は道後温泉や松山城を巡る旅行を想像すると思います。

実際、私も以前松山を訪れたときは観光が目的でした。

ですが今回は少し事情が違います。

今回の目的は、知人宅のリフォームのお手伝い。

そして完成したお部屋や外観をAirbnb掲載用に撮影すること。

カメラを持って飛行機に乗ることはいつもと同じですが、その理由は旅ではなく仕事に近いものでした。

それでも、写真を撮ることが好きな人間にとって、知らない土地へ向かうというだけで少し胸が高鳴るものです。

「今回はどんな景色に出会えるだろう。」

そんなことを考えながら、まだ夜明けの余韻が残る羽田空港へ向かいました。


羽田からわずか1時間20分の松山へ

朝7時前の便。

羽田空港には旅行へ向かう人、出張へ向かう人、そして私のようにどちらとも言えない人が行き交っています。

眠そうな表情でコーヒーを片手に歩く人。

家族旅行へ向かう子どもたち。

スーツ姿で電話をしながら搭乗口へ急ぐ人。

空港は、いろいろな人生が交差する場所です。

そんな景色を眺めていると、自分がこれから向かう二日間も少しだけ特別に思えてきます。

飛行機に乗り込むと、離陸した記憶はあるものの、その後はほとんど眠ってしまいました。

気が付けば機長からアナウンス。

「まもなく松山空港へ着陸いたします。」

え、もう?

沖縄へ行くくらいの感覚でいた私は、その近さに少し驚きました。

飛行時間は約1時間20分。

本州から四国は思っていた以上に近い。

昔、車で四国行った時は、半日くらい運転して大変だった記憶もある。

旅のスタートとしては、とても気軽に訪れられる距離ですね。


松山に着いて最初に向かった場所

松山空港へ到着すると、同じ飛行機に乗っていた知人と合流。レンタカーを段取りしてくれておりレンタカーに乗って出発です。

ここから二日間は、この車が相棒になります。

……と、旅らしい文章を書いてみましたが、最初に向かった場所は道後温泉ではありません。

松山城でもありません。

ニトリです。

四国まで来て最初の目的地がニトリ。

旅行雑誌にはまず載っていないルートでしょう。

ですが今回の目的はリフォームのお手伝い。

必要な家具や生活用品を買い揃えることが最優先です。

その後はニトリの横にあるホームセンターへ。

さらにショッピングモールで一風堂を食べ、ごみ収集センターへ不要品を運びます。

ニトリは北海道だし、一風堂は、福岡やないかい!!!っていうツッコミは受け付けてません。

こうして文字にすると、旅というより休日の引っ越し作業です。

「本当に愛媛へ来たのかな?」

と思うくらい、見える景色はいつもの生活と変わりません。

ニトリもホームセンターも全国どこへ行っても同じ。

安心感がある反面、旅行らしさはほぼゼロです。

でも、それが妙に面白い。

普段は旅行先だからこそ特別な場所へ行こうとしますが、今回は日常そのもの。

それもまた、普段経験しない旅の形でした。


リフォームのお手伝いが始まる

買い物を終えると、いよいよリフォーム作業です。

家具を運び、組み立て、配置を考える。

「ここに置いた方が使いやすいかな。」

「この向きの方が部屋が広く見えるかな。」

そんな話をしながら、少しずつ部屋が完成へ近づいていきます。

完成した空間を見ると、不思議と達成感があります。

最近運動不足で太ったのと、梅雨時期でジメジメしているので汗が止まりません。すぐにでも道後温泉入りたい。

でももう一踏ん張り。

そして最後は、Airbnb掲載用の写真撮影。

ここからは作業員ではなく、カメラマンです。

今回持ってきたNikon Z7に14-30mmと24-70mmを交互に装着し、部屋全体が広く見えるよう構図を考えながら一枚ずつ丁寧にシャッターを切ります。

1泊なので夜の撮影は今日のみ。気合を入れて撮影します。

照明の当たり方。

蛍光灯の光。

雨に反射する外観。

先ほど組み立てた家具の配置。

写真一枚で部屋の印象は大きく変わります。

暗くてSSが稼げないかなと思ったので三脚とレリーズも持ってきました。

旅先で風景を撮るのとは違う緊張感がありますが、この時間もまた好きな時間でした。


雨上がりの道後温泉を歩く

作業を終えた夕方。

知人が「せっかく松山まで来たんだから」と道後温泉まで連れて行ってくれました。

実は以前にも一度訪れています。

ですが、その時はちょうど保存修理工事の真っ最中。

建物は足場と仮囲いに覆われ、歴史ある姿をしっかり見ることはできませんでした。

だから今回、ようやく本来の姿を見ることができます。

朝から降り続いていた雨は、ちょうど道後温泉へ着く頃に止みました。

まるで「今日は撮ってもいいよ」と言われているようなタイミング。

濡れた石畳が街灯の光を優しく映し、しっとりとした空気が温泉街全体を包んでいます。

ここからは仕事ではありません。

首から下げたLeica M11-Pに持ち替え、自分のためだけにシャッターを切る時間です。

同じカメラでも、仕事で構えるNikonとは気持ちがまるで違います。

誰かのためではなく、自分が「いいな」と思った瞬間だけを残していく。

その自由さが、Leicaで街を歩く一番の魅力なのかもしれません。

温泉街を歩きながら、ふと思いました。

今回の松山は旅行ではない。

そう思っていたはずなのに、この時間だけは間違いなく旅でした。

外観かっこいいですね〜。これはすごい!

働いて、少し旅をした二日目

道後温泉を歩き終えた頃には、すっかり日も暮れていました。

「明日は朝からまた作業。頑張りましょー」

そんな話をしながら宿へ戻り、一日目は終了です。

観光らしい観光をした時間は、おそらく一時間ほど。

鯛めしも奢ってもらいました!美味!!!宇和島の方の鯛めしっす。

ごちそうさまでした!

でも、その一時間があったからこそ、この二日間は「仕事」だけで終わらずに済みました。

旅というのは、観光地を何カ所巡ったかではなく、心が少し動いた時間の積み重ねなのかもしれません。


快晴の朝と、終わらないリフォーム

翌朝、カーテンを開けると昨日とは別世界でした。

空は雲ひとつない青空。

「昨日もこの天気だったら……。」

そんなことを思いましたが、雨上がりの道後温泉を歩けたのも今回だからこそ。

そう考えると、あれはあれで良かったのかもしれません。

昨夜コンビニで買ったサンドイッチ食べ朝食を済ませると、再びリフォーム作業の続きです。

家具を組み立てたり、細かな仕上げをしたり、掃除をしたり。

一つひとつの作業は地味ですが、部屋が完成へ近付くにつれて自然とやる気も出てきます。

誰かがこの部屋へ泊まりに来て、「ここにして良かった」と思ってもらえたら嬉しい。自分の家じゃないけど。笑

ほんのちょっととは言え、携わった一人としてそう思います。

そんなことを考えながら作業をしていました。


有給なのに仕事をしてしまう

とはいえ、現実はそう甘くありません。

作業の合間には会社のメールを確認。

急ぎの案件だけ返信。

たまにくる電話に応答。めんどいのと知らん番号はスルー笑

少し落ち着いたらまた作業。

……我ながら社畜です。

有給休暇を取っているにもかかわらず、

会社携帯。

タブレット。

仕事用ノートパソコン。

そして私物のMacBook。

気付けば、カメラバッグよりデジタル機器の方が多いのではないかという状態でした。

その結果、キャリーケースはとにかく重い。パソコンなんて無ければリュック一つで行くのに。笑

旅行なのか、出張なのか、引っ越しなのか。

自分でもよく分からない荷物になっています。

「早く仕事辞めたいな。」

そんな冗談を言いながらも、結局メールが来ると気になってしまう。

完全に仕事を忘れられる日は、まだ少し先になりそうです。


仕事と写真で使い分けた二台のカメラ

今回持ってきたカメラは二台。

Nikon Z7Leica M11-Pです。

Airbnb掲載用の写真は、迷わずNikon Z7。

正確な色、広角域の使いやすさ、安定した描写。

「伝える写真」を撮るなら、安心して任せられる一台です。

一方で、道後温泉を歩く時に選んだのはLeica M11-P。

こちらは「残す写真」。

誰かに見せるためというより、自分がその瞬間を覚えておくための写真です。

同じ松山でも、カメラを持ち替えるだけで見える景色まで変わるような気がしました。

写真を撮ることは、記録だけではありません。

その時の気持ちまで写し込めるから、何年後に見返しても、その日の空気まで思い出せる。

だから私は、旅へ出るたびにカメラを持って行くのだと思います。


次は、もう少しだけゆっくり歩きたい

今回の松山は、ほとんどがリフォームのお手伝いでした。

松山城へ行く時間もありませんでした。

市電をゆっくり眺める時間もありませんでした。

商店街を歩くこともほとんどできませんでした。

でも、不思議と物足りなさはありません。

それは「また来る理由」ができたから。

次回のお手伝いは八月末。

今度は二泊する予定です。作業はまた2日間。2日目の夜から3日のAMは一人フリーです。

午後早い時間には飛行機に乗る予定ですが、それでも半日以上自由時間があるのは嬉しい。

少しだけ自由時間を作って、松山城へ登ったり、市電を撮影したり、この街をもう少しゆっくり歩いてみたい。

サラリーマンを辞めた暁には、高知まで足を延ばして四国カルストへ。バイク旅なんかもありだな。ドローンなんか飛ばしちゃって。妄想中。

四国には私がまだまだ知らない景色がたくさん残っているでしょう。

その続きを楽しみに取っておけるのも、旅の醍醐味ってことでまた激務に戻ろうと思います。


帰りの飛行機から見えた夕焼け

帰りの飛行機では窓際の席でした。自分で選んだですけどね。

行きは離陸してすぐ眠ってしまいましたが、帰りは違います。

窓の外に広がる夕焼けを、ずっと眺めていました。

オレンジ色に染まる雲。

ゆっくり沈んでいく太陽。

飛行機の翼がシルエットになり、静かな時間だけが流れていきます。

こういう景色を見ると、いつも思います。

「飛行機っていいな。」落ちないか心配だけど。

行きは目的地へ早く連れて行ってくれる乗り物としか思いませんが、帰りは旅の終わりをゆっくり味わわせてくれる場所って感じもまたいい。

その時の旅の余韻を味わいながら羽田までは約一時間二十分。

「あっという間だな。」

そう思っているうちに、飛行機は静かに着陸しました。


まとめ

今回松山へ来た理由は、旅ではありませんでした。

知人のお手伝いをして、部屋を完成させ、その記録を写真に残す。

それが今回の目的です。

それでも、雨上がりの道後温泉を歩き、Leicaで好きな景色を撮り、帰りの飛行機から夕焼けを眺めていると、「ちゃんと旅だったな」と思えました。

最近は、観光地をたくさん巡る旅よりも、こういう二日間の方が心に残るような気がしています。

誰かの役に立ちながら、少しだけ写真を撮って、少しだけ街を歩く。

そんな旅も悪くありません。

次に松山へ行くのは八月末。

またリフォームのお手伝いです。

今度はもう少しだけ早起きをして、市電の走る街を歩き、松山城にも登ってみたいと思います。

そして、いつかは四国カルストまで。

まだ見ぬ景色を想像しながら、またカメラをバッグへ詰める日を楽しみにしています。

旅は、目的地で完成するものではなく、その途中で少しずつ旅になっていくものなのかもしれません。


ギャラリー

使用機材

📷 Nikon Z7

  • NIKKOR Z 24-70mm
  • NIKKOR Z 14-30mm

📷 Leica M11-P

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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